エンタメ・アイドル
木村拓哉「超大作」興行収入で雲行き怪しく…“信長被り” の岡田准一に強烈ライバル心「マクドCMも気にしている」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.02.04 16:17 最終更新日:2023.02.04 16:18
1月27日に公開された、木村拓哉(50)の主演映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』(以下『L&B』)が、公開最初の3日で37万人を動員し、興行収入4億9000万円を記録した。1月30日に配給元の東映が発表した。
1月27~29日の興行収入では、もちろん同作が1位を獲得したが、芸能記者はこの成績について、物足りなさを感じたという。
「もともと東映70周年記念作品として、『総製作費20億円の超大作』という触れ込みだったんです。織田信長を演じる木村さんに対して、ヒロイン・帰蝶役を演じるのが綾瀬はるかさん。スタッフも『るろうに剣心』シリーズなどでメガホンを取った大友啓史監督と、NHK大河ドラマ『どうする家康』を執筆中の脚本家・古沢良太氏といった面々が参加していました。それにもかかわらず、最初の3日で興行収入5億円にも届かないとは……」
【関連記事:木村拓哉、「何をやってもキムタク」と言われると傷つくと告白】
そう思われても仕方あるまい――。創立70周年に相応しく、ノリにノッている東映は2022年8月に公開した『ONE PIECE FILM RED』(以下、『ワンピース』)と同年12月に公開した『THE FIRST SLAM DUNK』(以下、『スラムダンク』)が大ヒットを続けているからだ。
「『ワンピース』は公開最初の2日だけで興行収入22億円超え。『スラムダンク』も最初の2日で興行収入約13億円というスタートだったんです。
しかし、『L&B』は1日長い期間で集計して、興行収入は先の両作品の半分にも届いていません。“超大作” としては非常に厳しいスタートになったのは間違いありません」(前出・芸能記者)
1月後半という公開時期は不利だったのかもしれないが、決して『L&B』の公開が話題にならなかったわけではない。
2022年11月、キムタクが “信長” として参加した「ぎふ信長まつり」は、来場者が約62万人に及び、メディアジャック状態に。キムタク自身、公開直前、民放各局の番組に出演して宣伝をおこなっていた。
「これだけ前々から精力的に木村さんが主演映画の告知をしているのは珍しいと思ったのですが、もしかしたら、同じ事務所の “ライバル” の存在に焦りがあったのかもしれませんね」
こう話すのは、テレビ局関係者だ。彼が指すキムタクのライバルとは、元V6の岡田准一(42)だという。奇しくも岡田は、1月8日から放送開始した『どうする家康』で、キムタクと同じ信長役を演じている。
「岡田さんの “ドS” な信長が劇中に登場すると、SNS上では大きな話題になりました。主人公の徳川家康を演じる松本潤さんを “喰わんばかり” の注目度です。
どちらも脚本家は同じ古沢氏ですから、大河放送開始前から、木村さんのもとに “岡田版信長” の評判が入ってきてもおかしくありません。
それに2人はよく被るんですよ。2017年に木村さんの主演映画『無限の住人』が公開されたときは、その直後に公開された岡田さんの主演映画『追憶』が興行成績で上回りました」(前出・テレビ局関係者)
皮肉なことに、木村は『武士の一分』の主演について、2006年度の日本アカデミー賞「最優秀主演男優賞」ノミネートをジャニーズ事務所の方針で辞退した。
しかし、その後にジャニーズは方針を転換。岡田は2014年度、『永遠の0』で日本アカデミー賞「最優秀主演男優賞」を、『蜩ノ記』で「最優秀助演男優賞」を同時受賞する快挙を達成している。
「こうした過去があるので、木村さんの内心にはものすごく対抗意識があるんですよ。
さらに昨年まで、木村さんが出演していたマクドナルドのCMに、今年1月から、商品は違えど岡田さんが出演し始めました。同じ企業のCMとなれば、広告効果の差がまるわかりですから、木村さんはその比較結果も非常に気にしている、と聞いています。
さすがに後輩にムキになっている姿を見せるとかっこ悪いので、ずっと平静を装っています。それでも岡田さんの評価が耳に入ってきて、かなり危機感を持ちながら仕事に臨んでいるそうです」(同前)
雲行きが怪しい “超大作” の出足がますます心配になってしまうが……。
( SmartFLASH )