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話題の女優・松本若菜自らが語る“知られざる一面”…映画は「一人で観に行きたい」と語るワケ

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.02.09 06:00FLASH編集部

話題の女優・松本若菜自らが語る“知られざる一面”…映画は「一人で観に行きたい」と語るワケ

女優・松本若菜

 

 松本若菜の発言や行動、仕草には大きな(小さいも含めて)意味がある。彼女が日々スマホに記録している言葉を集めてみたら、人生観が見えてきた。本人解説のトリセツで「松本若菜」をマスターしよう!

 

 

●カップ麺は規定の30秒前に食べる

 姉の影響で物心ついたときから規定より30秒短くして食べています。食べ進めていくうちに麺が少しずつ伸びていきますよね。この方法だと後半伸びることなく、いい硬さになるんです。3分のカップ焼きそばの場合は2分40秒がちょうどいいです。

 

●急に黙ったときはだいたい眠いかお腹空いた

 今、ここにいるマネージャーが笑っていますが、ほんとにそうで。黙ったときはお腹空いたか、眠いかの2択。私が黙ったときは「眠い?」「何か食べる?」が正解。

 

●割り箸片方落としたら残ったほうを半分に割って使う

 箸が折れてしまうのは “ロケ弁あるある” だと思うんですけど、冬場のロケ弁はご飯が冷たいことがあって、一口めでお箸が片方折れてしまうことがあります。そんなとき、スタッフさんに「お箸ください」と言うと、誰かの手を止めてしまうことになります。それは申し訳ないので、もう1本のお箸を折って使えばいいんです。もちろん、お箸が短いと食べづらいです。

 

●新幹線は断然通路側席

 通路側に座る人はテーブルを出したまま寝てはいけません。窓側の人が所用で席を離れるとき、寝ているだけならなんとか出られますけど、テーブルが出されたままだったら、その人を起こさなければいけません。ですので、私は断然通路側の席に座ります。

 

●映画は一人で観に行きたい

 これはもう絶対。友達と映画を観に行くと終わったあと、感想会になりますよね。そこで意見のぶつかり合いをしたくないんです。出演する役者さんのバックボーンなども意識しながら観るので、私の主観が強いんです。だから、一人で行くと決めています。

 

●肴は炙ったイカがいい

 このトリセツの項目は、ふだん私がスマホに記録している言葉ですが、これはいつメモしたのか記憶にございません。八代亜紀さんが歌っているのを聴いて「で」じゃなくて「が」だな、と思ったのかもしれません。「イカでいい」ではなくて「イカがいい」です。

 

●変なところで潔癖出がち

 私、落ちている髪の毛がすごく苦手。自分の髪でもいやで、1本でも落ちていると、鳥肌が立ってしまいます。なので、脱衣所には専用の掃除機があります。でも、きれい好きとはちょっと違うと思います。整理整頓というより快適さを優先します。

 

●電車の席に座るときは隅より真ん中タイプ

 皆さん、車両の端の席が好きですよね? 私は真ん中のほうが広いような気がするので真ん中に座ります。ひょっとしたら潔癖が入っているのかもしれません。端っていちばん人が座りますよね。それが苦手なのかも。

 

●朝、たまにテレビつけると大体 “ガッカりす”

スッキリ』(日テレ系)の誕生月占いですが、私、テレビをつけるとだいたい12位(最下位)なんですよね。役者の仕事をしていると、占いで一日左右されるのは困るので気にしないようにしていますが「ガッカりす」とか見ちゃうと、私ついてないなーみたいになってしまいます。

 

●タダより怖いものはないよね

 私、猫を飼い始めてから人間に対する考え方がちょっと変わったんです。猫は気まぐれで「おいで!」って言っても必ず来てくれるわけじゃない。人間も同じだと思うんです。相手にこうしてほしいと言って、返してくれたとしても、そこに「やってあげるよ」みたいな気持ちがあるかもしれない。だから「これもう使わないからあげるよ」と言われたとしても「何かお返ししなきゃ」と考えちゃいます。

 

●俳優だから嘘がうまいなんてことはない

 私が真剣に話をして泣いていたとしても「女優だから泣いているんでしょう?」みたいに言われます(笑)。演技は女優スイッチを入れないとできません。自分の中に、自分は自分でいたいっていうのがあるんです。あ、カッコつけた言い方になってしまった。

 

●実家のお茶が麦茶だったのが緑茶に変わっていたときの孤独感

 姉が結婚したときから少しずつ松本家のルールが変わってきたんです。母親が「今日から松本家は麦茶じゃなくて緑茶にしたから」って電話をくれるわけではないですからね。それはわかっているんですけど、私だけが知らないことがあると孤独を感じます。みんなでご飯を食べに行こうというときに「あそこに行こうよ!」って言われて、私、そこ知らない、とか。孤独ですね。

 

 2月25日発売のフォトエッセイ『松の素』について。

 

「女優のフォトエッセイではありません(笑)。松本の素になっている部分のすべてを詰め込みました。これを読んで共感してほしいとか、何かの参考にしてほしいとか、そんなことはいっさい思っていません。ひとつのエンタテインメントとして楽しんでもらえたら嬉しいです」(松本若菜)

 

まつもとわかな
1984年2月25日生まれ 鳥取県出身 2007年、『仮面ライダー電王』で女優デビュー。2017年映画『愚行録』で第39回ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞。2022年、ドラマ『ミステリと言う勿れ』『やんごとなき一族』(ともにフジテレビ系)で話題に。『復讐の未亡人』(テレビ東京系)でドラマ初主演。プライベート感あふれる撮り下ろし写真や「人間・松本若菜」のおもしろさが凝縮された初のフォトエッセイ『松の素』(KADOKAWA)を2月25日に発売する

( 週刊FLASH 2023年2月21日号 )

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