ドミノ・ピザCMキャラ「バードキャット」に「キモい」の声も広報は「究極のフュージョンです」

 

　1月16日から放送されている「ドミノ・ピザ」の期間限定新商品「バーガーピザ・クワトロ」のCMに、鳥ともネコともいえないキャラが登場している。その名は「バードキャット」。CMが放送されると、ネット上では「かわいい」「いや、キモい」と意見が真っ二つに。肯定派と否定派で議論を呼んでいる。

 

　CMでは、ドミノ・ピザの看板の上から1羽の黄色い小鳥が飛び立ったかと思うと、テラス席でピザを食べようとしている男性（吉田健吾）のテーブルの上に舞い降りる。後ろ姿と羽根からはインコを連想させるが、男性の視線に切り替わった途端、現れるのはネコの顔。しかも、「ニャー」でも「チュン」でもなく、「ガオー！」と鳴くのだ。

 

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　いろいろとツッコミたくなる、そんなバードキャットに対する肯定寄りの意見としては、

 

《ドミノピザのCMのバードキャットっていうのめちゃカワイイ》

 

《まってバードキャット初見wwwwwキモイけどツボwww》

 

《CMでめちゃびっくりした謎の生き物バードキャットwwwwww》

 

《ドミノピザのCMに出てくるバードキャットの姿が頭から離れない…》

 

　などの声がある一方で、否定派からはこんな声も……。

 

《ドミノのバードキャット、オカメ飼いの私としては許せないレベルでキモい》

 

《可愛いの2つ合わせたら、もっと可愛くなるだろうと思ったんですかね？バードキャット…残念過ぎる》

 

《可愛いもの同士掛け合わせよう！ってどっちの良さも殺す事ないだろ…！》

 

《猫の家族は激おこです。何でもかんでもテレビCMの表現なら許されるものではないと思います。》

 

　こういった声を、ドミノ・ピザ側はどう思っているのか？　株式会社ドミノ・ピザ ジャパンに聞いてみたところ、まずバードキャットが生まれた経緯から説明してくれた。

 

「バードキャットは、バーガーピザのキャンペーンのために生まれました。バーガーピザは、日本で人気のある『バーガー』と『ピザ』を融合させ、『うまい』と『うまい』が一度に味わえるようにした究極なピザです。この、とっぴで、ずば抜けて美味しい商品の魅力をお伝えするため、考え出されたのがバードキャットです。ネコと鳥は、日本で人気のペットです。『好き』と『好き』が合わさることの驚きと、究極のフュージョンのインパクトを表現しています」（同社広報担当者・以下同）

 

　そこで、前述のネット上の声も見てもらった上で、賛否を呼んでいることについても聞いてみると……。

 

「もちろん、最初にテレビCMをご覧になられた方には、バードキャットの奇抜な見た目から、新鮮なインパクトと衝撃を感じることと思います。しかし、それこそが私たちのお伝えしたい『バーガーピザ』の、究極のフュージョンの美味しさです。その最初に感じたインパクトが、CMで見かけるたびにクセになり、奇妙ながらも可愛い姿に愛着を持っていただけることを期待しています」

 

　よくも悪くも視聴者の印象に残る、という意味では、同社の狙いどおり、CMは大成功といえるのではないだろうか。

 

　ちなみに、「バーガーピザ・クワトロ」は期間限定商品。ということは、バードキャットも？

 

「バーガーピザは、期間限定で3月5日まで販売を行っております。バードキャットも、バーガーピザ同様、現時点では期間限定のキャラクターです」

 

　1月に登場したばかりなのに、ちょっと残念だ。ネット上では「グッズ化」を希望する声もあるが、それについては、「現時点でバードキャットのグッズ展開は予定しておりません。多くのご要望のお声をいただきましたら、検討させていただきます」とのことだった。

 

　もうすぐ姿が見られなくなるバードキャット。「また会いたい」という人は、バーガーピザを食べて応援だ！

( SmartFLASH )