2月22~26日の5日間、横浜アリーナにて開催される『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』を前に、乃木坂46ファンが “ある問題” に直面しているようだ。
乃木坂46のライブでは、2020年開催の「8th YEAR BIRTHDAY LIVE」を最後にライブでの声出しが禁止されていたが、今回、3年ぶりにマスク着用を条件に解禁される。最終日の26日に「卒業コンサート」をおこなうキャプテン・秋元真夏も、2月5日放送のラジオ番組でこの件に言及。
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ライブができない状態から、声出しなしの有観客を経て、さらに一歩前進したことで、「もう本当にうれしくて。ファンのみなさんも喜んでくれてるし、メンバーのみんなも『やっとだね』『我慢してきてよかったね』って話をすごくして。ルールを守りながらにはなりますけど、その範囲のなかでも、また新たな形で楽しむライブを作っていけたらな」と喜んでいた。
そんななか、ファンの間で浮上しているのが「コール知らない&忘れた問題」だという。
乃木坂46ライブでのコールといえば、白石麻衣がセンターを務めていた『ガールズルール』が有名だ。最初の「まいやん!」三連打の一体感はすさまじく、最も盛り上がる楽曲と言ってもいい。
また、生田絵梨花の代名詞でもあった『ダンケシェーン』はライブではド定番。サビに自分の推しメンタオルを頭上に掲げて「ヘイ!」と叫び、曲ラストのメンバーの「やっぱ乃木坂だな!」に対して「だなー!」と叫ぶのが特徴的。
レコード大賞を受賞した『シンクロニシティ』も、サビでの「ア~、フーフー!」「ハーイハイ! ハイハイハイハイ!」で知られている。
「とはいえ、卒業メンバーの名前をコールしていた部分をすんなり他メンバーに入れ替えられるのか。有名曲ならまだしも、知名度の低い曲では、古参ファンでもコールの仕方を忘れてしまっているという声が聞かれます。
ほかにも、この3年で発売された楽曲のコールが定まっていない、新4期生と5期生の呼び方も決まっておらず、『超絶可愛い〇〇』がバラバラになってしまう懸念も。
コールを経験していない新規ファンと古参ファンのテンションのズレも気になるところです。乃木坂46は女性ファンもかなり多いですから、大声を出しづらいということもあるかもしれません」(アイドル誌ライター)
YouTubeなどでライブでのコールの仕方を覚えたり、思い出そうとしているファンもいるようだが、このライターはこうも語る。
「ライブ中のコールは『鑑賞』から『参加』しているように意識が変わりやすいですが、絶対に必要というわけではないように思います。
昨年、神宮球場でおこなわれた乃木坂46の『真夏の全国ツアー2022』で披露された『Sing Out!』や『僕が手を叩く方へ』では自然と手拍子が鳴らされ、コールを超える一体感を創り出していました。
ステージにいるメンバーと客席の『想い』が共有されれば、素晴らしいライブとなるはずです」
3年ぶりの声出しライブ。メンバーとファンの共同作業により、どんな空間が生み出されるのだろうか。
( SmartFLASH )