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ジェラードン、同期のジャンポケ・渡辺直美との実力差に意気消沈「一瞬で倒せると思っていたのに」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.02.27 16:00FLASH編集部

ジェラードン、同期のジャンポケ・渡辺直美との実力差に意気消沈「一瞬で倒せると思っていたのに」

 

 2月22日放送のトーク番組『あちこちオードリー』(テレビ東京)に、ジェラードンがゲスト出演していました。

 

 ジェラードンは『キングオブコント2021』(TBS系)のファイナリストで、自身のYouTubeチャンネル『ジェラードンチャンネル』は登録者数109万人の人気トリオ。ここ1、2年でメディアへの露出もかなり増えている注目株です。

 

 

 2006年デビューで、同期には渡辺直美さんや同じトリオのジャングルポケットがいます。どちらもデビューからすぐにメディアで活躍したことから、ジェラードンは遅れをとった印象がありました。

 

 そのあたりを、当時、本人たちはどう思っていたのか、筆者は以前、話をお聞きしていました。

 

海野裕二(以下・海野)「あんまり同期だと言わないようにしていますね」

 

かみちぃ「あの2組は1年めから売れてたので、あんまり切磋琢磨してきた感じがないんですよね(笑)」

 

アタック西本(以下・西本)「ホントそうですね。すぐに『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)とかに出てましたから」

 

 結成当初、かみちぃさんはジャングルポケットにライバル意識を持っていたと、海野さんは言います。

 

海野「もともと、僕と西本がコンビだったんですよ。それで2、3年めに、かみちぃが入ったんです。そのときにかみちぃが言ったのは『ジャンポケなんて一瞬で倒せる』って(笑)。

 

 でも、いざ一緒に仕事をしたら、もうレベルが高すぎて、『こんなにすごいんだ』っていう。ネタもそうですけど、平場(フリートークの場)の立ち回りとかもすごくて。そっから同期って感覚で見られなくなっちゃいました」

 

 渡辺直美さんも、デビュー当初から能力がずば抜けていたそうです。

 

海野「ネタ見せ(作家にネタを見てもらう)の段階でもう完成しつつあるって感じで。普通のコントをやってたんですが、演技がうますぎて。『これ絶対に売れるじゃん」って思ってました」

 

 一方、ジェラードンの3人は事務所に所属することすら危うかったと言います。

 

海野「事務所に所属するには、養成所の卒業公演に出演するか、スタッフか何かしらで関わらないと所属できないんですよ。

 

 それで、卒業公演で結婚式のコントをやったんです。式をあげている新郎新婦にジャングルポケットの太田が『ちょっと待った!』って割って入ってくるんです。そのコントで、僕は太田に照明を当てる役で、西本は鏡を持って太田を映す役で、なんとか所属になりました」

 

かみちぃ「僕にいたっては、選抜クラスにもなんにも引っかかってなくて。そういう卒業公演に出られないメンバーが、ある日、養成所に100人ぐらい集められたんですよ。

 

 そこで、『いまから大喜利を答えていけ』って言われて、『じゃあ、お前とお前は卒業公演に出すわ』みたいな。でもそこにも僕は選ばれなかったんです。

 

 それでもまだ卒業公演に出られない生徒が100人近くいて。そしたら『じゃんけんしろ』って。『じゃんけんして、5人まで勝ち残ったら卒業させたるわ』みたいな。僕は、そのじゃんけんで残ったんで所属できました」

 

海野「僕ら3人ともお笑いで卒業できてないんです(笑)」

 

 そんな3人が、いまでは『キングオブコント』のファイナリストになり、コントだけに特化したYouTubeチャンネルで登録者数100万人を超えているのです。彼らはいま、お笑いのど真ん中で勝負し、結果を残しています。

インタビューマン山下

1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

( SmartFLASH )

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