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堂本光一 “10年愛” 美談の陰で…長期恋愛でもゴールインできなかった「アラフォー女子」の悔恨

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.01 18:23 最終更新日:2023.03.01 18:29

堂本光一 “10年愛” 美談の陰で…長期恋愛でもゴールインできなかった「アラフォー女子」の悔恨

 

 2月26日、KinKi Kids堂本光一(44)と、女優・佐藤めぐみ(38)の熱愛報道をスポーツニッポンが報じた。

 

 2人の出会いは、2009年の堂本光一主演のミュージカル「Endless SHOCK」での共演で、佐藤がヒロイン役を務めたことがきっかけだ。2010年の同公演でも、佐藤は異例ともいえる2年連続でヒロインを務め、公演終了後に交際が始まったとみられている。

 

 それ以降、親密交際を続けてきた2人は “10年愛” という美談で語られ、SNS上ではゴールイン間近では、と応援する声が数多くあがっている。

 

 

 だが実際は、長い間付き合ったからといって、必ずしもゴールインできるわけではない。今回、長期間交際をするも結婚にいたらず、破局してしまったアラフォー女子の体験談を聞かせてもらった。

 

「芸能人だからいい話になっているけど、現実はなかなかうまくはいかないですよ」と溜息を漏らすのは、清水ちひろさん(38歳・仮名)。彼女は半月前に、10年近く付き合った彼氏と別れたばかりだ。

 

「光一くんには別れてほしくないなあと心から思いましたね」

 

 ちひろさんは外資系の会社で働いており、元カレは取引先の担当者だったという。仕事で接するうちに交際に発展し、紆余曲折あったようだが、10年間順調に交際が続いた。

 

「付き合ったとき私は27歳で、まわりは結婚のピークでした。でも、私は恋愛も大切だけど仕事が何よりという仕事人間でした。彼も出世欲が強く、お互いに結婚は急がないというスタンスで付き合っていたんです」

 

 徒歩5分の距離に住み、お互いの合鍵を持ち、束縛はないが半同棲という距離感が「居心地よかった」と、ちひろさんは言う。

 

「記念日とかは大事にしつつも、お互い仕事優先で、たまに結婚の話も出ましたが、『子供ができたら』みたいな感じで先延ばししていたんです」

 

 ところが、半月前、急に「大事な話がある」というLINEが送られてきた。

 

「ついに、ちゃんとしたプロポーズかなあと、呑気に待ち合わせ場所の喫茶店に行ったら、隣の席になぜか同席してうつむく私の後輩の女性社員がいました。状況を理解できないまま、とりあえず冷静を装ってコーヒーに口をつけると、彼から『ごめん、彼女が妊娠した』と切りだされたんです」

 

 なんと、自分を慕っている後輩と彼が浮気をして、しかも妊娠したという報告だったのだ。

 

「本当か嘘かわかりませんけど、2人は付き合っていたわけではなく、あくまで1回の過ちだと。後輩も32歳だから、産んで1人で育てるつもりだったそうですが、彼が『放っておけない』と責任を取って結婚するというのです」

 

 彼から何回も頭を下げられ、後輩を責めないでくれと頼まれたちひろさんは、「なんの茶番を見せられているんだ」と憤りを隠せなかった。

 

「私が仕事人間だから言いだせなかったけど、『本当は結婚したかった』『早く子供がほしかった』と言われました。しかも、『お前は強い女だから、1人でも大丈夫だよな』とまで言われてドン引きです。

 

 だから、光一くんの10年愛を美談みたいに扱う報道を見て、『いやいや! まだわからないよ!』と、1人でツッコミを入れてしまいましたね」

 

 中村円華さん(40歳・仮名)も、12年間付き合ってきた恋人と別れた経験者だ。彼女は “籍を入れないスタイル” をあえて選択していたが、周囲には夫婦のように思われていた。

 

「12年も付き合って、一緒に住んで、ほとんどの行動をともにしていたら……普通、夫婦だと思われますよね」

 

 彼の給料はすべて管理し、お小遣い制。いつか共同でマンションを買うための費用や、老後のために貯金していたという。

 

「ある意味、結婚している夫婦より、すべてを管理していたかもしれません」

 

 2人が結婚しなかったのは、お互いの生まれた環境が関係していた。

 

「私は兄弟仲が異常に悪いので、親戚付き合いをしたくないから結婚したくなかったんです。彼は母子家庭で育ったせいか、『別にどっちでも~』という感じで。子供も作らないつもりだったので、本当に結婚という方法は必要ないと思っていたんですが……」

 

 平穏な日々を過ごしていたつもりの円華さんだが、突然、奈落の底に突き落とされた。2022年の暮れ、「やっぱり1人になりたい」と、急に150万円を渡されたそうだ。

 

「夕ご飯を食べ終わったと思ったら、いきなり別れ話を切りだされました。驚く私に『嫌いじゃないし、いまでも好きだけど自由になりたい』の一点張り。老後のことやマンションのことも勝手に決められて窮屈に感じていたようです」

 

 さらに、彼は当時住んでいた家の解約を済ませ、もう次に住む家も決めていたというから驚きだ。

 

「自由気ままに飲み歩いてる男友達をうらやましく感じていたそうです。老後のことも『老老介護は嫌だから、若い子におむつを替えてもらいたい』とか呑気なこと言っていました。だったら、なおさら貯金が必要なのに。

 

 長く付き合っても、結婚していなければすぐに別れられるし、あっさり縁も切られてしまう。40歳で久々の一人暮らしはしんどいです。なんとしてでも、早い段階で籍を入れておくべきでした」

 

 一般人の “10年愛” は、なかなかハッピーエンドとはならないようだ――。

 

取材&文・緑茶ハイ子

( SmartFLASH )

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