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東京03が「芸術選奨新人賞」受賞 リーダー飯塚が本誌に語っていた「トリオ愛」「コントへのこだわり」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.03 18:36 最終更新日:2023.03.03 18:55
3月1日、2022年度の芸術選奨文部科学大臣賞が発表され、東京03が大衆芸能部門の新人賞を受賞した。
文化庁が毎年度、芸術各分野において優れた業績を挙げた人物や団体を表彰するもので、今回はほかにも歌舞伎役者の尾上菊之助、映画監督の新海誠、ロックバンド「ムーンライダーズ」の鈴木慶一らも受賞している。
東京03の受賞理由は「洗練された脚本と卓越した演技力により、日常に潜むちょっとした違和感を笑いに変えるコントは、演芸と演劇の区別がつかない独自の境地を切り開き、エンターテインメントとしてのコントの存在価値を確かなものにした」ことなど(文化庁資料より抜粋)。
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東京03は2003年にトリオを結成。2009年には『キングオブコント』(TBS系)で優勝し、テレビ出演も多いが、主戦場はあくまでも舞台。毎年、単独ライブをおこない、そのチケットは毎回“プラチナ化”している。今回の受賞では「令和4年、9都市34公演の全国ツアー『ヤな覚悟』で圧巻の観客動員数を誇るなど、ライブ中心の活動形態を完成させた功績も大きい」と、その点も大きく評価されている。
リーダーでコントの台本を担当する飯塚悟志は、2020年10月、本誌のインタビューで「トリオ愛」「コントへのこだわり」を語っている。
「(コロナ禍での自粛を経て)再会して『やっぱり角田(晃広)さんも豊本(明長)さんも、おもしろいなあ』と再認識しました。3人で一緒にコントをやるのが、いちばん楽しいですね。
角田さんは、トリオを結成する前から、『この人は役者さんとして大成する』と思っていました。世間に認められるまで、なかなか時間がかかりましたね。僕らのコントの中で、豊本さんはオールラウンドプレーヤー。基本、僕や角田さんは同じような役どころ、ベースの人間性から、はみ出ない枠の役を演じています。それ以外の役は、すべて豊本さんが担ってくれているんですよ。
各々にバラエティやドラマの仕事があっても、僕らは3人とも『舞台でコントをすること』が、いちばん好きなんです。そんなグループ、あまりないですよね。とにかく、新ネタをやり続けたい。メンバーが45歳とか47歳という年齢になっても、バリバリ新ネタを作ってやっている。そんな芸人って、僕らのほかにはいないと思うので、つねにその先駆者でありたいですね。
年齢を重ね、等身大のまま、コントの中で誰もやっていないことを発明し続けたい。東京03というトリオが過去にいたとして、それとかぶらない新しいことを、毎年やり続ける。それぐらいの覚悟で、コントに取り組んでいます」
飯塚は3月1日にTwitterで《新人賞いただきました。》と受賞を報告。ファンからは
《おめでとうございます いくつになっても新人賞を目指していいんだと励みになります?♪》
《何処まで行くんだ東京03、大きくなるんだ東京03。コント師の夢のカタチ》
と、喜びのコメントが届いている。
( SmartFLASH )