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のん「日本アカデミー賞」授賞式で9年ぶり民放地上波… “2度咲き” で有村架純、吉岡里帆に勝てるか

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.03.10 17:51FLASH編集部

のん「日本アカデミー賞」授賞式で9年ぶり民放地上波… “2度咲き” で有村架純、吉岡里帆に勝てるか

2021年3月、『ニュース7』の収録後、演出家のT氏とともにNHKを後にする、のん。2人そろって番組スタッフに頭を下げていた

 

 3月10日におこなわれる「第46回日本アカデミー賞」の授賞式。豪華俳優陣が登場するなか、ひときわ注目を集めているのが、最優秀主演女優賞にノミネートされている、のん(29)だ。

 

 魚の専門家としても知られるタレント・さかなクン(47)の半生を描いた映画『さかなのこ』の主演演技が評価されている。

 

 2016年6月に所属事務所と契約終了になり、同年7月からは「能年玲奈」から現在の芸名に変更して、映画や舞台、音楽活動を中心に活動を続けてきた。

 

 

「日本アカデミー賞の授賞式は、日本テレビ系列で中継されます。のんさんは、まだ芸名が『能年玲奈』だった2014年、『世にも奇妙な物語 ’14春の特別編』(フジテレビ系)に出演して以来、民放テレビ局の地上波放送に出演しておらず、約9年ぶりになります。

 

 前事務所との契約終了騒動で、テレビ業界が忖度していたような印象がありますが、今回の授賞式で晴れて “復帰” となれば、これから連続ドラマなどへの出演が続く可能性もあります」(芸能事務所関係者)

 

 のんは、NHK連続テレビ小説あまちゃん』(2013年)で一躍ブレークし、同世代の有村架純(30)、吉岡里帆(30)、高畑充希(31)などより、ひと足早く名声を確立した。

 

「テレビから見放された一方、映画業界には彼女のファンが多く、のんさんが脚本・監督・主演を務めた映画『Ribbon』(2022年公開)では、岩井俊二監督や『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督などがスタッフとしてバックアップしていました。

 

 映画出演もコンスタントに続いていて、完全に仕事から遠ざかっていたわけではない。『さかなのこ』では、男性のさかなクンを、女性ののんさんが演じるということで、中性的な役柄を演じきったことも注目されていました。

 

 環境が整えば、のんさんの “2度めのブレーク” もありえるかもしれません」(芸能記者)

 

 前述のとおり、のんの同世代には有名女優が多数いる。この強力な布陣に、長年のブランクを経て、割って入ることは並大抵のことではないが……。スポーツ紙記者はこう話す。

 

「いまだに、のんさんの業界内イメージは『清純派でまっすぐ』というまま。実際に男の影もまったく出てきませんし、独立騒動を経て、まっすぐなイメージはさらに強まりました。

 

『天真爛漫な演技しかできない』と、辛辣な意見を言う業界関係者もいますが、29歳でそういった演技を自然にこなせるのは、同世代のなかでも彼女だけだと思います。

 

 同世代より、上白石萌音さん、永野芽郁さんといった年下の女優がライバルになってくるかもしれませんね」

 

 この授賞式が、のんの “転機” になるかもしれない。

( SmartFLASH )

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