村上虹郎が「心身の不調」で休養へ　父親が本誌に語っていた「つぶれるかもしれない危うさ」

 

　3月15日、俳優の村上虹郎（25）が出演予定の舞台を降板し、休養することを、所属事務所が公式サイトで発表した。

 

《この度、弊社所属の俳優・村上虹郎は、2023年5月からTHEATER MILANO-Zaにて上演される舞台「エヴァンゲリオン・ビヨンド」に出演予定でしたが、心身の不調により舞台関係者の方々と協議させて頂き、降板をさせて頂く事になりました。直前での降板となり、舞台を楽しみにして下さっていたお客様、関係者の皆様には心よりお詫び申し上げます。

 

　村上虹郎は、少しの間休養期間を頂き、回復に努めさせていただきます。》

 

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　村上の休養への兆候は、以前からあったという。

 

「映画『東京リベンジャーズ2』の撮影現場をドタキャンしたことがあり、アフレコにも現れないなど、周囲はかなり心配していました。

 

　自宅から出られなくなるほど、心身に不調をきたしているようです。友人も多かったのですが、ここ最近はみな疎遠となり、引きこもってしまっているとのことです。マネージャーや両親からの連絡にも応じず、LINE既読も数日間、つかないことも。

 

『少しの間』と事務所は発表していますが、休養は長期になるかもしれません」（映画制作関係者）

 

　俳優の村上淳と、ミュージシャンのUAとの間に生まれた虹郎は、16歳のとき映画『2つ目の窓』で主演デビュー。2021年公開の映画『孤狼の血 LEVEL2』の演技で、第45回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞するなど、俳優としての評価は高い。

 

　デビュー以来、順風満帆だった息子の未来を、事務所の先輩でもある父の村上淳は、非常に心配していた。2022年1月、本誌で息子についてこう語っている。

 

「僕からすると『息子の虹郎』ですが、映画界やエンターテイメント界の視点で見ると『2世俳優の村上虹郎』という部分もある。田舎の親戚なら『大河ドラマに出れてよかったね』で済むのですが、2世俳優としての現状から、どうするかを数手先までしっかりと考えないといけない。

 

　今後、役者としての心構えというか、注意して誠実さを持ち、どの現場にも取り組んでいかないと、つぶれるかもしれない。そういった危うさが、虹郎くらいの若い俳優の中にはあると思います。若くしてつぶれた同業者を山ほど見てきましたから……」

 

　じっくり休養して、万全の体調で復活してほしい。

( SmartFLASH )