エンタメ・アイドル
【1980年代ドラマの人気女優たち】『人間万事塞翁が丙午』川田あつ子「久世光彦さんに怒られ、毎日、泣いてました」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.18 06:00 最終更新日:2023.03.18 06:00
1982年デビュー組の川田あつ子を一躍、トップアイドルに押し上げたのが、故・青島幸男氏のミリオンセラーが原作で、同年に放送された『人間万事塞翁が丙午(ひのえうま)』(TBS系)だ。川田は、青島氏の実家がモデルの弁当店で、ひたむきに働くヒロインを演じた。
「監督は久世光彦(てるひこ)さんで、共演は桃井かおりさん、加藤治子さんなど、錚々たるメンバー。久世さんには、こてんぱんに怒られて、日活撮影所で毎日、泣いてました。みんなの前でいっぱい恥をかかせて、恥じらいそのものを捨てさせるのが“久世流”の演出法。おかげで、自分をさらけ出した演技ができるようになりました」
【関連記事:出川哲朗、たけし軍団にボコボコにされながら感謝したワケ】
当時はバラエティ番組『たのきん全力投球!』(TBS系)にもレギュラー出演。多忙のあまり、移動中に点滴を打っていたという。
「20歳までの4年間は、休みがなかったんですよ。芸能界で仕事をしながら、自分が関わっている番組以外のことはまったく知らないという“浦島太郎状態”でした」
川田の夫は、たけし軍団出身の俳優・柳憂怜で、2人で映画を企画している。
「夫が監督、私が脚本を担当する映画の構想があります。スポンサー様を募集中です!」
かわだあつこ
1965年生まれ 東京都出身 1982年デビュー。歌手、女優として活動するかたわら、執筆業でも活躍。現在は夫の柳憂怜と映画の制作などをおこなっている