鶴瓶が語った「笑瓶さん」告別式「死に装束に袴はやめとけ」と助言したところヒップホップ系の衣装に

 

　笑福亭鶴瓶が、3月16日放送の『きらきらアフロTM』（テレビ東京系）で、2月22日に急性大動脈解離で亡くなった、弟子の笑福亭笑瓶さんの告別式について語った。

 

　番組収録は2月27日。告別式を終え、鶴瓶は弔辞も読んだその当日の収録で「そんな人（鶴瓶自身）が、明るい声でしゃべっているのも不思議な話やで」と苦笑した。

 

　弔辞について、鶴瓶は「書いて読んでも、よくわからなくなる」と思っていたところ、偶然、西川きよしから電話があったため、きよしにアドバイスを求めた。すると、きよしから「自分の言葉で言うたらええがな」と助言され、鶴瓶は紙に書くなどせず、アドリブで弔辞を述べたという。

 

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　告別式は築地本願寺でおこなわれたが、鶴瓶は「ぜんぜん密葬ちゃう」とツッコミ。

 

　死に装束について相談を受け、「羽織、袴」と聞いた鶴瓶は、「生前、落語もやってないのに。袴は見たことない。それはやめとけ」と指摘した。

 

　すると、家族は死に装束をヒップホップ系の衣装にしていたという。告別式に参列した松嶋尚美は「ラッパーやった。チャックもピューと開いてた」と笑っていた。

 

　鶴瓶が明かした笑瓶さんの告別式の話に、SNSではさまざまな意見が寄せられた。

 

《きらきらアフロで笑瓶の葬儀の話してて面白かった。悲しいはずの話をおもろくする、さすがや》

 

《笑瓶葬式後、当日の収録の回。鶴瓶、松嶋とも出席。笑瓶さんはみんなに好かれて、いろんな人に感謝されて自慢の弟子と、泣ける》

 

《鶴瓶さんも松嶋さんも、やっぱり凄い人やな…と思いました。 改めて、笑福亭笑瓶さんのご冥福をお祈りします》

 

「鶴瓶さんは番組内で、笑瓶さんについて『東京に行け、と言って、（片岡）鶴太郎さん、クニちゃん（山田邦子）に頼んで、ダチョウ倶楽部にもかわいがられ、ガダルカナル・タカとも親友になった』と振り返っていました。

 

『ものすごい、売れよった。一時は俺も呼んでほしい（というぐらいに）』と笑い、その点から弔辞で『師匠にしてくれて、ありがとう』と伝えたことを話していました。

 

　ふたりの関係を『ほんまにツレ（友達）みたいやった。ようやく最後は肉親になれた』としみじみと振り返っていました」（芸能ライター）

 

　告別式直後の収録でも、悲しみを隠して笑いにするのが、鶴瓶ならではの「もうひとつの弔辞」だった。

( SmartFLASH )