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北原佐和子、認知症クリニックの看護師になっていた!『私鉄沿線97分署』渡哲也との撮影初日には大遅刻も【1980年代ドラマの人気女優たち】

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.19 06:00 最終更新日:2023.03.19 06:00

北原佐和子、認知症クリニックの看護師になっていた!『私鉄沿線97分署』渡哲也との撮影初日には大遅刻も【1980年代ドラマの人気女優たち】

看護の仕事は、女優としての感性を磨くことにもつながっているという(写真・松沢雅彦)

 

「花の’82年組」の一人である北原佐和子。時代劇や刑事ドラマへの出演を重ねた彼女の代表作のひとつが、1984年放送の『私鉄沿線97分署』(テレビ朝日系)だ。北原は、主役の渡哲也演じる検視官の助手役を務めた。

 

「私も出演させていただいた『はぐれ刑事純情派』などに受け継がれていく、人情味を前面に出したドラマでした。私は『浮浪雲』以来、渡さんの大ファンで、共演できることにとても興奮しました。なのに初めての撮影で、入り時間と開始時間を間違え、大遅刻しちゃったんです。

 

 

 慌てて楽屋に謝りに行くと、渡さんは『コーヒー飲むか?』と『浮浪雲』の主人公みたいにほんわかと(笑)。遅刻は、した本人がいちばんつらいと知っての対応だったのでしょう。渡さんからは、そんなスマートさを学びました」

 

 障害者とのふれあいを機に、41歳でホームヘルパー2級を、50歳で介護福祉士の資格を取得。2020年には、55歳で准看護師試験に合格した。

 

「2022年から、認知症専門クリニックで看護師として勤務しています。看護でありのままの姿で人と向き合うことは、女優としての感性を磨くことにも繋がっています」

 

きたはらさわこ
1964年生まれ 埼玉県出身 高校在学中の1981年に「ミス・ヤングジャンプ」に選ばれ、デビュー。映画・ドラマ・舞台など女優業を中心に、レポーターとしても活躍

 

取材&文/鈴木隆祐

( 週刊FLASH 2023年3月28日・4月4日合併号 )

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