本日最終回！『大病院占拠』真の黒幕は？…視聴者が恐れる『3年A組』の二番煎じ

『大病院占拠』の撮影に挑んでいた櫻井

　名作となるか、駄作となるか……すべては最終回しだいとなりそうだ。

　嵐・櫻井翔主演のドラマ『大病院占拠』（日本テレビ系）が、3月18日に最終回を迎える。

　当初は櫻井のドタバタアクションにツッコミの声が多かった。しかし、7％台の平均世帯視聴率以上に若年層や女性層に支持され、今期ドラマのなかでは、13～49歳のコア視聴率がブッチギリで高く、放送後はツイッターのトレンド1位になるのがお約束だ。

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　11日に放送された9話のラストで、病院に潜入した武蔵（櫻井翔）が人質救出に向かうなか、青鬼・耕一（菊池風磨）が自身と長門知事（筒井真理子）に感染したら死は免れない強力なウイルスを注入。

　愛する人の命を優先する自分の正義と1億2000万人の命を優先する知事の正義、どちらが正しいと思うかを、鬼が配信する「百鬼夜行チャンネル」で国民投票に。どちらか1人だけが抗ウイルス薬で助かるという、究極の2択が迫られた。

　最終回では、数多くの謎が一気に明かされそうだが、番組公式による《最期に暴かれる衝撃の真実とは!?真の黒幕とは?》との煽りから、視聴者の関心は「黒幕」が誰なのかに集中しているようだ。

　捜査を指示してきた和泉管理官（ソニン）や神奈川県警本部長の備前（渡部篤郎）、そしてまさかの主人公・武蔵までもが黒幕候補にあがっているなか、意外な予想をしている人も……。

「ネット上では、真の黒幕は『配信を見ている国民』と考察している人が少なくないようです。危険なウイルス研究を秘密裏に推し進めた知事を選んだのは他ならぬ国民であり、自分たちのなかに潜在的な危険思想があることを気づかせるために投票した、というのがその理由。

　しかし、これでは同じく “真犯人捜し” で盛り上がった2019年のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』（日本テレビ系）が、ラストで『生徒を死に追いやった犯人はSNSの誹謗中傷』とした結末とほぼ同じになってしまう。

　やはり、そんな “二番煎じ” な結末ではなく、主人公の口癖よろしく『嘘だろ』と視聴者が思わず絶句する衝撃事実が期待されるところです」（芸能ライター）

　9話は裏番組のWBC中継の影響をモロに受け、全話平均視聴率4.2％と大きく数字を落とした『大病院占拠』。残り1話ですべての謎が回収できそうにないため、映画化発表も期待されるところだが……まずは最終回で有終の美を飾れるのか注目だ。

( SmartFLASH )