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『大病院占拠』謎呼ぶ展開の最終回に考察好きファンが侃々諤々 カギは2年前のドラマ『ボイスII』にあった!?
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.20 17:40 最終更新日:2023.03.20 19:57
3月18日に、櫻井翔主演のドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)の最終回が放送され、大反響を呼んでいる。
本作は、日本が誇る大病院を、鬼の面を被った武装集団が占拠し、捜査官・武蔵三郎(櫻井)が事件に立ち向かっていくという、ノンストップ籠城サスペンス。
最終回で青鬼(菊池風磨)は、1年前のガソリンスタンド立てこもり事件で、捜査官の武蔵(櫻井)が命を奪った「尾張」が、自分の里親だったことを告白。
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また、赤鬼(忍成修吾)、黒鬼(ベッキー)、そしてウイルスでの死を隠蔽され、病院の地下4階で冷凍保存されていた山城琴音(上西星来)も、同じく尾張の里子で、3人にとって琴音は妹的存在だったことが明らかとなった。
視聴者に衝撃が走ったのは「ラスト1分」。武蔵が家族で過ごしているシーンから切り替わり、ある1通のメールが映し出される。そこには「ありがとうございました blue」と書かれており、情報分析官として本部で捜査を支援していた、警部補の駿河紗季(宮本茉由)がそのメールを削除し、眼鏡を外してニヤリと笑うのだった。これにはネット上でも、
《嘘だろ?》
《鳥肌がやばい》
《青鬼と繋がっていたってことだよね》
《駿河が黒幕だったってこと?》
などと驚きの声が上がった。
「駿河が削除したメールの宛先アドレスは『U4r0n05h0mendAre@inmail.com』で、これは『後ろの正面だあれ』と読めることも話題に。童謡『かごめかごめ』の歌詞の一節ですが、じつは『大病院占拠』には『This hospitai is like a birdcage(この病院は鳥かごのようだ)』という英語の副題がついているのです。いささか意味がわかりにくいと感じてはいましたが『籠の中の鳥は』という歌詞とのつながりで、タイトル回収がされた形です」(芸能ライター)
気になるのは、駿河が何者だったのかということだが、じつは、そのヒントとなりそうな作品が、2021年のドラマ『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系)にあるという。前出の芸能ライターが続ける。
「『大病院占拠』は、プロデューサーや監督をはじめ、『ボイス』の制作チームが再結集して作られました。駿河を演じた宮本は『ボイスII』に出演しているのですが、こちらも『大病院占拠』と同じ神奈川県警の警察官で役名はなんと『山城早紀』。漢字は違えど名前は同じで、しかも名字が『山城』であることから、山城琴音の実姉だったのではないかと深読みできます。『大病院占拠』では、ところどころスタッフが小ネタを仕込んでいましたから、“考察班”のなかでは話題に上がっているようです」
作中で鬼たちが配信していた『百鬼夜行ちゃんねる』の画面には、鬼を統べる閻魔が映っていたが、まさか駿河こそが“閻魔”だったのか……。
番組の公式HPには「また会う日まで。」と、こちらも意味深な言い回しが。はたして、続編や映画などで「真相」が描かれるのだろうか。
( SmartFLASH )