【芸能界のファンレター事情】ヒコロヒーは「好きなところ100個」、水野美紀は獄中から3通

ヒコロヒー（写真・時事通信）

　ヒコロヒーや水野美紀が、3月19日放送の『ドーナツトーク』（TBS系）で「印象的だったファンレター」について語った。

　ヒコロヒーは、自身がヘコんだとき、後輩に「ワシ（私）のいいところ5個言え」と命令したことをラジオでトーク。すると後日、ファンから「ヒコロヒーさんの好きなところ100個書きました」と手紙が届き、読むと「47個めぐらいでウワーと涙が出て」と泣いてしまったという。

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　内容は「『優しい』が3回ぐらい出てきたりしていても、その気持ちがありがたい」と感謝。「いちばんぐっと来た内容」については、「タバコの吸いざまがキレイ」だったと笑っていた。

　また、水野美紀は「獄中から……服役中の方から3通来たことがある。テレビを見られる時間があるみたいで、そこで『ドラマを見て』って」と告白。

　また、鷲見玲奈は、テレビ東京の女子アナ時代、「どうしてもサインが欲しい」という依頼が書かれた、感動的な内容のファンレターをもらった。返信は禁じられていたが、その相手にだけはサインとともに返信したという。しかし、相手の手紙の内容は「まったく覚えてない」と話して笑いを誘っていた。

「芸能界には、かなりの知名度がありながら、ファンレターに返信する人もいます。

　2022年、Twitterで、くりぃむしちゅー・上田晋也さんへ送ったファンレターの返信が来たことが話題になりました。コロナ禍で母を亡くした投稿者に、上田さんから来た返事には『凄く辛い思いをしたんだね。キツかったね。なかなかショックから立ち直れないと思うけど、少しずつ、一歩ずつ前に進んでいこうね』とエールが記されていたそうです。

　また、豊川悦司さんは2月5日放送の『日曜日の初耳学』（TBS系）で、ファンレターの返事は『なるべく書くようにしてます』とコメント。

　理由として、自身が少年時代に手塚理美さんに手紙を送ったとき、『返事が来たんです。すごくうれしかったのを覚えているんです』と自身の経験があったそう。

　音楽業界では、The虎舞竜の『ロード』はファンレターに書かれた実体験から生まれたことで有名です。また、ゆずは『MANTAN WEB』で、路上ライブ時代、初めてのファンが『（デモ）テープを作って』とファンレターに書いていたことでデビューにつながったことを明かしています」（芸能ライター）

　ファンはタレントに支えられ、またタレントもファンに支えられているという好循環が生まれているのだ。

( SmartFLASH )