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遠野なぎこ、わずか2週間で結婚生活に終止符「3日で無理と」スピード離婚経験者が語る「別れを決意した瞬間」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.03.28 14:26FLASH編集部

遠野なぎこ、わずか2週間で結婚生活に終止符「3日で無理と」スピード離婚経験者が語る「別れを決意した瞬間」

 

 女優の遠野なぎこ(43)が自身のブログで、2月22日に入籍した男性と3月7日に離婚していたことを発表した。結婚からわずか2週間という、超スピード離婚だ。

 

 遠野は2009年に年下の会社員と結婚するも、1カ月後に別居し、わずか2カ月で離婚。2014年にバー経営者の男性と再婚したが、こちらも55日で離婚。今回、3回めの結婚&離婚となるわけだが、皮肉にも、自身の離婚までの日数の最短記録を更新してしまった。

 

 

 SNS上では《もう最終的には結婚届と離婚届を同時に役所に出してほしいな!笑》《2週間なら婚姻取消、の方が良いのでは??》などと、冷ややかなコメントが並んでいる。

 

 はたして、スピード離婚を選んだ女性たちには、どのような心の変化が起きたのか。今回、遠野並みのスピード離婚を経験した女性たちに、そのいきさつを聞いた。

 

アプリで出会い意気投合も、入籍して3日後に「この男、無理かも……」

 

 都内のネイルサロンに勤務する木田ゆうかさん(32・仮名)は、遠野のニュースを見て「バッシングする人が多いですが、私は何も言う資格がありません」と嘆息する。彼女も2023年、スピード離婚をしていた。

 

出会い系のアプリで出会って、1週間で入籍して、半年で離婚しました。本当に、結婚は勢いとタイミングだけでしたね。私も30歳を超えていたし『これを逃したら、もうこんな機会なんじゃないか』と、勝手に思い詰めてしまっていたのかもしれません」

 

 相手は、都内で働くサラリーマン。ゆうかさんの1歳年上で、高身長で見た目もさわやか。「ひと目惚れに近かったかもしれないですね」と言う。

 

「星野源が高身長になったような見た目で、会話の豊富さやテンポもよかった。アプリのチャットをしている時点では、けっこういい感じだったんです。カフェめぐりという趣味も一緒でしたし……」

 

 婚活を売りにしたアプリで出会った2人は、1回めのデートですっかり意気投合。その日のうちに、結婚を前提に交際がスタートした。

 

「2人とも結婚がゴールだったから『つき合うよりも結婚』という考えで、進展が早かったんです。ちょうど、私のマンションの更新時期も近かったので『じゃあ、もう籍、入れちゃおう!』と、本当にノリと勢いだけでしたね(苦笑)」

 

 お互いの両親には交際1年と嘘をつき、入籍後に紹介した。ゆうかさんの両親は驚いてはいたものの、結婚には喜んでくれたそうだ。

 

「でも、友人たちは微妙な反応でした。『絶対にそんな男、ヤバいって!』『いくらなんでも早まりすぎ!』と引かれました。正直、とにかく結婚したくてあせっていたので、彼女たちのアドバイスも、結婚できない女の嫉妬、くらいにしか思っていませんでした」

 

 だが入籍して3日で、ゆうかさんは「この男、無理かも……」と感じはじめたという。いったい何があったのか?

 

「ノリはいいけど、生活能力がゼロなのがすぐにわかりました。独身時代はほとんど親まかせで、水道やガスの手続きすら満足にできないし、とにかくめんどくさがり屋。全部『やっておいて~』『好きにしていいよ~』と言うだけなんです」

 

 しかし入籍してしまった以上「なんとかするしかない」と、旦那を更生させようと思ったそうだが……。

 

「30歳を過ぎた人間は、そんな簡単に変わりませんよ。結婚しても、家事、炊事、洗濯、いっさいやろうとしない。独身時代、給料はすべて自分のお小遣い、という感覚で散財してきたみたいで、貯金はゼロ。結婚後も、私がいる安心感からなのか、毎月、使いすぎて、生活費すら遅れて払う始末でした。

 

 それでいて、平然と『子供作ろう』とか言い出して(苦笑)。このままずっと一緒にいたら、とも倒れになってしまうと思って、私のほうから離婚を切り出しました」

 

 急な離婚の申し出に納得いかない様子の夫だったが、「引越し費用を半額、負担する」「冷蔵庫とドラム式洗濯機をあげる」という条件を出したところ、すんなり受け入れてくれたそうだ。

 

「彼も結婚したかっただけだったんでしょう。裕福で、お母さんみたいな女性ならうまくいったかもしれませんが、私は無理。あせりすぎていたのがよくなかったですね。アプリは出会いのツールとしては悪くはないけど、運命的な出会いなんてないことがわかりました。結婚は恋愛と違って、生活もあるから、ノリと勢いだけでは厳しいことを実感しました」

 

 職場や友人たちにスピード離婚のことは恥ずかしくて言えず、「1年半は『夫が単身赴任だ』と言い張ってました」と、ゆうかさんは苦笑する。

 

「遠野さんは芸能人だし、話題になっているからいいかもしれないけど、私みたいな一般人は、スピード入籍・スピード離婚なんて、周囲に笑われるだけです。さすがに2週間は早いな! って思いましたけど」

 

あこがれの人と結婚できたはずなのに……・わずか2週間で離婚を決意

 

 横浜在住の葉月れいさん(23・仮名)も、2022年、スピード離婚を経験者した。しかも相手は、中学生のころにあこがれていたバンドマンだった。なぜ、あこがれの人だったのに、離婚してしまったのだろうか?

 

「バンドマンといっても、すごくマイナーなバンド。ファンだったころ、イベントで握手してもらったことがありました。彼がバンドを引退して、何をしているかも知らなかったんですが、たまたま友人が主催した飲み会で出会ったんです」

 

 彼と再会して、自分がファンだったころを思いだし、高ぶった気持ちのまま猛アタック。とんとん拍子で交際に至り、れいさんは3カ月で妊娠、すぐに入籍したという。

 

「彼は12歳上で、バツイチ。子供もできたし、流れで結婚したんですが……うーん。失敗のひとことにつきます」

 

 彼はバンドをきっぱりやめて、コールセンターの正社員として働いていたそうだが、元バンドマンの気質が抜けきれていなかった。

 

「髪も規定ぎりぎりの長髪。脱毛やフェイシャルエステにも通っていました。『誰が見てるかわからない』と、謎の芸能人気取りで。これも、最初はファンだった手前、素敵に見えていたんですが、妊娠したのに病院につき合ってくれず、エステの予約やバンド仲間たちとの飲み会を優先する姿を見て『こりゃだめだ』と思いました。それが、入籍して2週間ごろのことでした」

 

 あきれつつも、体調を見ながら粛々と離婚準備をして、子供が生まれて半年で離婚に至ったという。

 

「簡単に離婚に応じたので、相手も浮気してるな? と、スマホを覗いてみたら、出るわ出るわ(苦笑)。いまだに元嫁と頻繁に連絡を取っているし、私のような数人の元ファンとも連絡を取ってました。マイナーでも、表舞台で脚光を浴びた人って、狭い世界で多少なりともモテるんだなぁ、と驚きました。ラッキーなことに、浮気の証拠を簡単に手に入れられたので、微々たる養育費ですが、毎月、もらえる条件で離婚できました」

 

 彼は離婚の申し出に関しては、なんの異論も唱えなかったそうだ。

 

「まだ自分を好きでいてくれる女性がたくさんいるから、『次、行こう!』みたいな感じだったのかもしれません。養育費を払うのだけはすごく嫌がってましたけど。私がバカでした。次は絶対に、スピード婚もスピード離婚もしたくないです」

 

 遠野は3月22日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に出演した際、スピード離婚を心配する共演者に「私は強いから大丈夫。もうマッチングアプリやってるよ」とコメント。4回めの結婚の機会は、意外に早く訪れるかも……。

 

取材&文・きよのじゅん

( SmartFLASH )

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