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『スッキリ』加藤浩次が感動の最終回も「ペンギン事件はどうなった」視聴者に残した残念なモヤモヤ
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.31 21:13 最終更新日:2023.03.31 21:13
2006年4月に放送を開始し、3月31日の放送で17年の歴史に幕を閉じた『スッキリ』(日本テレビ系)。
最後の放送では、宮本浩次と東京スカパラダイスオーケストラによって『俺たちの明日』が生演奏され、スタジオに詰めかけた歴代スタッフらが映された。
加藤は「これが17年続いたというのは、スタッフのみなさんと演者のみなさんと、みなさんのおかげ」と感謝しつつ、自身の芸人時代の“ヤンチャ”なスタイルと比較し「おれ、ムチャクチャ更生したなと思ってますよ」語った。
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だが、同番組は17年の放送のなかで数々の問題を起こしてきた。決して“ヤンチャ”でなかったわけではない。
2021年3月12日放送回では、タレントの脳みそ夫がアイヌ民族の女性を紹介するドキュメンタリー番組について、侮蔑するような発言をし、問題となった。放送倫理・番組向上機構(BPO)は「放送倫理違反があった」との意見書を発表し、2021年8月26日には検証結果を30分間、放送。加藤も「北海道出身であるにもかかわらず、番組内で速やかに謝罪できなかった」と、あらためて謝罪した。
そして、直近で問題となったのは“ペンギン池落下事件”だ。3月24日の生放送中に、栃木県の動物園「那須どうぶつ王国」で、ペンギンがいる池にオードリー・春日俊彰が何度も落下。園側は当日、「打ち合わせになかった状況」「誠に遺憾」と、厳重抗議したことをTwitter上で明かしている。27日には、日テレの石沢顕社長が定例会見で「動物園の方々、出演者の方々にご迷惑をおかけし、視聴者に不快な思いをさせてしまった」と陳謝する事態になった。
「さらに、この件について放送された加藤さんの謝罪に対しても、棒立ちで、終盤にやっと頭を下げた程度だったため、『ほんとうに謝罪しているのか』と納得できない視聴者も声があがりました」(週刊誌記者)
実際、ネット上では最終回を見た視聴者のなかから
《スッキリじゃなくってモヤッと!ペンギン事件はどうなった》
《最後は「ペンギンの問題」で、すっきりしませんでしたね》
《この問題に憤る人達はモヤモヤが残る一方で加藤浩次や日テレ関係者はもう関係ないとスッキリでしょうか》
といった声が出ている。
「激戦の朝の帯番組のなかで、17年間も続いたのはまさに偉業。愛着を持っていた視聴者も多いからこそ、モヤモヤしてしまうという声が多いのでしょう。後継番組は、山里亮太さんがMCを務める『DayDay.』。山里さんは過剰にエゴサーチをして、自分の好感度を過剰に気にするタイプです。今回のような件は起きにくいかもしれません。とくに、炎上しやすい動物ネタには慎重になるでしょう」(同前)
最終回に「スッキリ」しない視聴者も多かったようだ。
( SmartFLASH )