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『のど自慢』演奏のカラオケ化にわき上がる喪失感「生バンドの贅沢がよかった」「町内のカラオケ大会と一緒」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.04.03 19:40FLASH編集部

『のど自慢』演奏のカラオケ化にわき上がる喪失感「生バンドの贅沢がよかった」「町内のカラオケ大会と一緒」

東京・渋谷のNHK放送センター

 

 1946年にスタートした長寿番組NHKのど自慢』。4月2日に放送された回から、予選から本選までの伴奏がカラオケ音源となり、生バンド演奏がなくなったことから、SNSでは「残念すぎる」といった反応が相次いでいる。

 

「番組開始当初から、生バンド演奏とともに一般応募者たちが歌を披露してきましたが、NHKは3月末にカラオケ音源への変更を発表。司会アナウンサーも、10年務めた小田切千アナから、二宮直輝アナと廣瀬智美アナが交代で担当する体制となり、舞台セットや演出、テーマソングまで一新されました。

 

 

 しかし、『のど自慢』といえば生バンド演奏、というイメージは根強く、発表後から惜しむ声が続々と寄せられました。NHKは、変更理由を『誰でも、どんな曲でも、気軽に挑戦できるように』と説明していますが、新体制が受け入れられるには時間がかかりそうです」(芸能記者)

 

 2日の生放送をうけ、あらためて生バンドの喪失感を覚えた人も多かったようだ。SNSでは悲しみの声であふれている。

 

《生バンドがいないのど自慢、めちゃショボい》

 

《たとえ本番に出られなくても、予選会で生バンドで唄わせて貰える贅沢が良かったのになぁ。2月の倉敷真備の予選会に出られたのは良い思い出になりました。》

 

《生バンドじゃなくなったんじゃあ、町内のカラオケ大会と一緒じゃないですか!コスト削減なのかな。多少、テンポがずれても合わせてくれる生バンドってイメージだったんですけど。時代かな。》

 

「大きな特徴だった生バンド演奏が失われるとなると、テレビ東京の『THE カラオケバトル』などの番組と、あまり差が生まれないのではないでしょうか。そもそも、一般人が生の演奏で歌える機会は少ないため、視聴者だけでなく、応募者たちにとっても大きな魅力だったはず。歌う側の音やテンポが多少ずれてしまっても、バンド側が合わせてくれる姿は見どころのひとつでした。

 

 しかし、カラオケになると、そういった融通もきかなくなります。さまざま事情はあるのでしょうが、番組の“らしさ”が失われてしまう、とても残念だという声がネットでは飛び交っています」(前出・芸能記者)

 

 一部では、カラオケ音源に変更されることで、生バンド演奏では対応しきれないジャンルの楽曲もチャレンジできる、といった指摘も出ている。新体制が受け入れられるのか、視聴者離れが進む要因となるか、しばらく様子見となりそうだ。

( SmartFLASH )

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