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渡部建も宮迫博之もなかなか地上波に戻れない理由「話題性より炎上回避」テレビ局のスタンス如実に
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.03 21:10 最終更新日:2023.04.03 21:11
アンジャッシュ・渡部建が、YouTubeチャンネル『街録ch~あなたの人生、教えて下さい~』に出演。3月31日に更新された【後編】では、不倫騒動やその後の謝罪会見、今後の目標について語った。
複数の女性と多目的トイレなどで不倫していたことが報じられたのが2020年6月。妻・佐々木希との間に子供がいたこともあり、激しいバッシングを受け、芸能活動自粛に追い込まれた。
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渡部は『街録ch』で、当時の謝罪会見について「いま思うとよくやったなと思いますけど、そのぐらい、けっこうきつかった。俺、よくあのとき普通で乗り越えたよな、みたいな」と振り返った。緊張のあまり、当時の記憶はほとんど飛んでいるという。
2022年2月に芸能活動の再開を発表したが、地上波テレビの出演は、ローカル番組の『白黒アンジャッシュ』(チバテレほか)のみとなっている。最近はコミュニケーション講師としての仕事も多いようだが、それに不快感を示す人もネットでは散見される。
やはり目標にしているのは、地上波への完全復帰だ。
「不祥事を起こした芸能人が復帰するたび、『どうして渡部は復帰できないんだ』という声があがります。渡部さんはそうした擁護に感謝しながらも、毎回引き合いに出されることに辟易しているようでした。
引き合いに出されずにすむようになるには、結局のところ、自分がテレビに出るしかない――そういった思いが渡部さんにはあるのでしょう」(週刊誌記者)
もうひとり、“完全復帰” を目指す人物がいる。現在はYouTubeを主戦場としている、宮迫博之だ。2020年1月、“闇営業” 騒動を経てYouTubeを開設した宮迫。あっという間に登録者数100万人を突破し、2021年には143万人にのぼったが、現在は133万人まで減少している。
2022年5月、千原せいじとのYouTube対談で「テレビに戻りたいとか、そういう考えではない」と心境を語った宮迫だが、実は、芸人仲間の陣内智則に復帰について極秘相談していたという。
3月18日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、陣内は宮迫と1時間ほど話したことを明かした。「ほう、どんな話?」と聞く明石家さんまに、「ざっくり言うと、『なんとかして、俺、芸能界に戻られへんかな』という話でした」とぶっちゃけたのだ。
「2月からは生放送のワイドショー企画『宮迫博之のサコるニュース』をスタートさせましたが、元衆議院議員のガーシー容疑者の実家に家宅捜索が入ったことについて言及すると、それがネットニュースで取り上げられ、炎上しました。
いまのテレビ局のスタンスは、とにかく炎上を回避したいの一点につきる。渡部さんにしろ宮迫さんにしろ、いまだに批判的な意見が多く寄せられる人を起用することに二の足を踏んでいるのが現状です」(同)
話題性より炎上回避――2人がなかなかテレビに完全復帰できないのは、そういった局側の意向もあるようだ。
( SmartFLASH )