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木村拓哉本人も予防線? 『教場』スタートの「月9」に「何曜日の何時でもいい」視聴者たちの冷めた声

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.04.10 06:00FLASH編集部

木村拓哉本人も予防線? 『教場』スタートの「月9」に「何曜日の何時でもいい」視聴者たちの冷めた声

『THE LEGEND & BUTTERFLY』で主演した木村拓哉

 

 木村拓哉が主演するドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)が、いよいよ4月10日からスタートする。木村にとっては11回めの「月9ドラマ」主演。同枠の主演回数は、歴代1位となる。

 

 同ドラマは、長岡弘樹氏による警察学校を舞台とした小説が原作。警察官を目指す若者が通う警察学校の教室を舞台に、木村演じる白髪の教官・風間公親を描く警察ミステリーだ。

 

 2020年と2021年に、それぞれスペシャルドラマとして放送され、大きな話題を呼んだが、3作めとなる今回は、風間が警察学校に赴任する前の話で、新人刑事の教育係を務めていた時代が描かれる。

 

 

「脇を固めるキャストも、新垣結衣北村匠海、赤楚衛二、白石麻衣と、じつに豪華。連ドラがヒットすれば、映画化はもちろん、その後の続編を含めた長期シリーズ化もありうるだけに、フジにとっては社運をかけた勝負となりそうです。ドラマを盛り上げるべく、2021年に放送された『教場II』の再放送だけでなく、木村が過去に主演したドラマ『空から降る一億の星』『眠れる森』なども再放送されており、ドラマが始まれば、さらに“お祭り”状態となるでしょう」(芸能関係者)

 

 しかし、ネット上では「月9」というフレーズに対し、

 

《月9なんて言葉は若い人たちには分からんでしょ》

 

《もうドラマをリアタイで見る事ないんで、何曜の何時でもいいんですけど》

 

《月9というのはフジテレビだけのものではないはず》

 

《ゴールデンという概念も希薄なのに、いまだに月9アピールしているのは古い》

 

などと、冷めた声も多く聞かれる。

 

「週の頭の夜9時台に、見たいドラマがちょっとキラキラしたラブストーリーだったことから『月9=恋愛ドラマ』というブランドが確立されました。しかし、視聴率が取れなくなっていったことで、2018年1月期の『海月姫』以降、恋愛に主眼を置かれたドラマは作られていません。

 

 とりわけ、『教場』は重い空気感を持つ作品です。いまは見逃し無料配信動画サービスもありますし、作品自体が当初の『月9』のコンセプトとはかけ離れてきています」(芸能ライター)

 

 そんな空気を木村本人も感じているのか、4月3日におこなわれた完成披露試写会では「いまや『何曜日の何時』というより、作品自体の力がないと、見てくれる方々に楽しんでもらえないのではないか、という個人的な意見を持っています」と語っている。

 

「司会を務めた西山喜久恵アナから、本作は『挑戦』であるのかを聞かれた木村は、『挑戦しているのは、フジテレビの方々でしょう』と返答し、会場の笑いを取っていました。おそらく、本人も『月9』向きではないということがわかっているようでしたから、大コケした時の予防線を張っていたようにもうつりました」(前出・芸能ライター)

 

 風間公親という役は、木村も気に入っているといわれているが、果たして代表作となっていくのか、それとも「月9」ブランドにおける“黒歴史作”となるのか――。

( SmartFLASH )

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