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米倉涼子『ドクターX』に映画化報道 高視聴率続くも「テレ朝ドラマの映画化」の前例で広がる懸念

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.13 18:32 最終更新日:2023.04.13 18:51

米倉涼子『ドクターX』に映画化報道 高視聴率続くも「テレ朝ドラマの映画化」の前例で広がる懸念

 

「私、映画も失敗しないので」となるのか――。

 

 米倉涼子主演のドラマドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)が映画化されると、4月12日配信の「NEWSポストセブン」が報じ、大きな反響を呼んでいる。

 

 同作は、米倉がフリーランスの天才外科医・大門未知子を演じる、いわずと知れた人気ドラマシリーズ。2012~2021年に放送された過去7シリーズは、いずれも高視聴率を記録しており、テレビ朝日の“ドル箱”となっていた。

 

 

 記事によると、米倉サイドは「キャラの定着」を嫌い、シーズン8の制作に難色を示していたものの、テレ朝サイドの粘り強いラブコールにより、大手配給会社での映画化が決まったという。

 

 ネット上では歓喜の声も上がる反面、不安要素もあるという。

 

「ベンチマークとなりそうなのが、同じテレ朝の人気ドラマシリーズ『相棒』や『科捜研の女』でしょうか。前者はこれまで4作の劇場版が公開されていますが、2008年の第1作こそ興行収入44.4億円だったものの、そこから右肩下がりとなり、2017年の第4作は19.2億円まで減少しています。

 

 また、2021年公開の『科捜研の女 -劇場版-』が興収5.4億円、2022年公開で、『ドクターX』と同じ中園ミホ脚本の『七人の秘書 THE MOVIE』興収6.6億円と、それぞれ沈んでいます。ですから『ドクターX』も映画化で好成績をおさめられるか、という懸念があるのです」(芸能ライター)

 

 それでも、視聴率的にはこれらの作品を上回っているだけに、映画化は十分、勝算があるようにも見える。しかし、『ドクターX』には大きな“弱点”があるという。

 

「世帯平均視聴率こそ高いですが、『ドクターX』の視聴者層には大きな偏りがあり、30代以下の男女は少なく、メインは50代以上の女性であることがわかっています。『ドクターX』を観るため、この世代の女性たちが劇場まで足を運んでくれるのかどうか……」(前出・芸能ライター)

 

 もし劇場公開が本当であれば、テレ朝にとって絶対に“失敗できない”戦いとなりそうだ。

( SmartFLASH )

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