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初の沖縄出身女性落語家・金原亭杏寿 元モデルが入門を決意した師匠からの熱い金言【美人落語家&講談師「私のデート勝負服」】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.16 06:00 最終更新日:2023.04.16 06:00
初の沖縄出身の女性落語家として注目されている金原亭杏寿。2017年に、師匠の金原亭世之介(よのすけ)に弟子入り。2023年2月に二ツ目に昇進した。
「将来は保育士になろうと思っていたんですが、スカウトされたのをきっかけに、地元でタレント活動を始めました」
高校2年時にモデル、CM、イベント司会など、沖縄で知られるローカルタレントになった。その後、上京を決意。先輩モデルの紹介で、東京の俳優事務所に所属した。
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「演技レッスンの講師の方が師匠の知り合いで、『芝居の勉強になるから落語を観たほうがいい』と言われて行ったのが、師匠の独演会でした」
その高座を観て、落語の表現力に衝撃を受け、弟子入りを志願。師匠から「人生かけてやるなら面倒みてやる」と言われ、入門を決意した。
「あれほどの芸を身につけられれば、自分も“何者かになれる”と思ったんです。派手な舞台演出があるわけではないのに、映画を1本観たような没入感があるところや、愛のある温かい人間関係を描いているところが魅力ですね」
趣味は漫画やアニメで、コスプレも大好き。今後は、師匠のような美しい所作を身につけるために、日本舞踊を習いたいという。
「5月には師匠が作ったデュエットソング『品川心中』で歌手デビューするので、歌のレッスンもしています。主演映画の公開も控えています」
“女性落語家”というくくりではなく、すべての落語家のなかで「いちばん好きな噺家は杏寿といわれるような存在になりたいですね」。
きんげんていあんじゅ
12月17日生まれ 沖縄県出身 2017年11月に金原亭世之介に入門。2023年2月に二ツ目昇進。2023年5月に『品川心中』(テイチクエンタテインメント)で歌手デビュー。2023年に主演映画『忍獣大戦記ジャロン対ゴウラ』公開予定。公式サイトは(http://kingpro.co.jp/anju/)、公式ツイッターは(@ANJU_KINGENTEI)
取材&文・石内雅也