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中央大学出身・林家つる子 「氣志團」を愛してやまず「共演したら泣いてしまう」【美人落語家&講談師「私のデート勝負服」】

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.16 06:00 最終更新日:2023.04.16 06:00

中央大学出身・林家つる子 「氣志團」を愛してやまず「共演したら泣いてしまう」【美人落語家&講談師「私のデート勝負服」】

(写真・福田ヨシツグ)

 

 中央大学の落研出身で、実力派女性落語家として知られる、林家つる子。師匠は名門を率いる九代目林家正蔵。2015年11月に、二ツ目に昇進した。

 

「大学では演劇系のサークルに入りたかったんですが、落研の人たちに半ば強引に勧誘されて(笑)。でも、先輩の落語を聴いて、知識はまったくなかったんですが、素直におもしろいと思ったんです」

 

 

 高座名は中央亭可愛。2年時に、学生落語の全国大会で決勝に進出し、審査員特別賞を受賞。落語の世界にのめりこんでいくことになる。

 

「卒業後は落語家になろうと決心し、バイトをしながら寄席に通う日々を過ごしました。そんなとき、師匠の高座を見たんです。テレビのイメージとのギャップもあって、初めて師匠の落語を聴いたときは、いまの落語界を背負ってる人なんだって感銘を受けました」

 

 ちょうどそのとき、正蔵が初めて女性の弟子を取ったことを知り、落語に詳しい大学時代の教授を通して会う機会に恵まれた。

 

「師匠も姉弟子が初めての女性で、どう接していいのか悩んでいたみたいでした。もうひとり女性がいることで、弟子同士もやりやすくなるんじゃないかという思惑もあり、入門できたんです」

 

 4月1日、2024年3月の真打昇進が発表された。

 

「人の心に寄り添うのが落語の魅力。どんな噺でも、パワフルにやることを心がけてます。古典落語を老若男女問わず楽しんでもらい、女性だからこそできることに挑戦したい」

 

 趣味の音楽では、ロックバンドの「氣志團」を愛してやまないという。

 

「ライブでの“楽しませよう”という精神がすごいんです。万が一、共演の機会があれば、おそらく泣いてしまいます」

 

はやしやつるこ
6月5日生まれ 群馬県出身 2010年9月に九代目・林家正蔵に入門。2024年3月の真打昇進が決定。公式サイトはhttps://tsuruko.jp/、公式Twitterは@hayashitsuruko

( 週刊FLASH 2023年4月25日号 )

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