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「イカ天キング」NORMA JEANが語る再結成の可能性「0ではない」 【伝説の“イカ天バンド”に会いたい!】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.16 06:00 最終更新日:2023.04.16 06:00
FLYING KIDS、BEGIN、人間椅子ほか、数多くの人気バンドを生んだ『いかすバンド天国』(TBS系)。本格派からイロモノまで、平成の音楽シーンに伝説を残したアーティストたちの今を直撃だい!
今回話してくれたのは、 11代目イカ天キング(4週勝抜、1989 年8月5日〜9月2日出演)の NORMA JEAN。 山田ROGER(Ba)・ダイナマイトMARI(Vo)を取材することができた。
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■予想外に勝ち抜いて急遽メンバー交代!
「お願い。今すぐ日本に帰ってきてベースを弾いて!」
プロレスラーのダイナマイト・キッドが大好きだったという理由で名がついたダイナマイトMARIは、ベーシストのヒーローであるロジャー・グローヴァーから命名した山田ROGERに国際電話をかけ『イカ天』出演を依頼した。「ノーマジーン」は、「予想外に」(MARI)初週を勝ち抜いていた。だが、2週めはベーシストの出演が困難になり、セッション経験のあったROGERに頼み込んだのだった。
『イカ天』出演後、彼女たちのもとには多くのレコード会社からオファーが届いた。
MARI「私たちは若くてピュアだったので(笑)、レコーディングのやり方について事務所に条件を提示したんです。『曲は自分たちで作る』『演奏も自分たちでやる』と。社長には『バカみたいな話をするな』と笑われたけど……」
山田「そのぶん、一生懸命練習してね。そのおかげか、今でも音楽中心の生活で、セッションベーシストとして活動しています。教則本を出して、講師もしています」
MARI「今でもメンバーとは年一で会っています。再結成? メンバー全員現役のミュージシャンなので可能性は0%ではないけど……。何かきっかけがあれば、ね」
写真・木村哲夫、長谷川新
取材協力:スタジオZOT(阿佐谷)