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「養育費もらわない」告白の最上もが、本誌に語っていた “強制ポジティブ” マインド
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.15 18:39 最終更新日:2023.04.15 18:56
未婚のまま第1子女児を出産し、シングルマザーとして活動している元でんぱ組.incの最上もが。
4月14日、Instagramのストーリーズを更新。子供の “父親” から、養育費を受け取っていないことについて言及し、話題を呼んでいる。
夫と別居中で、養育費についてもめているという女性からの相談に対し、《私は最初から悩みませんでした。“お金で解決できる”と思われるのも悔しくて、頼りたくなかったんです。あなたの力を借りなくても、お金に困ることなく幸せに育てて見せる、という、私の僅かな意地です》と語った。
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じっさい、シングルマザーになり《仕事はかなり減りました》としたうえで、《芸能人だからと言って裕福な訳でも勝手にお金が入って来るわけもなく、収入を確保するために色々大変ですが……》としつつ、《それでもそう決意したことに後悔は1ミリもないです!相手への気持ちも、未練ももう何もないのでダラダラと関係を続けなくてよかったと心から思えています》と心境をつづった。
ネット上では、そんな最上を支持する声が多く寄せられている。
《彼女は妊娠中に別れを告げられたんだよ。私が同じ立場なら、養育費も貰わないかわりに子供にも一切会わせない。子供の権利だという意見も多いけど、これから大変な思いをして育てるのは彼女だし、そのように決意したって自分で言っているんだから、それで良いと思う。》
《もらっているシングルマザーです。もらわなくてもどうにかやっていけるほどの収入もなく結局もらってる。元夫からは払ってやっているという発言もあり、悔しいです。意地でもかっこいいです。》
最上は2022年4月、本誌の取材にもシングルマザーとして苦悩と思いを語ってくれている。
妊娠期間中に、相手の男性に振られて、生まれてくる子供を本当に愛せるのか? と不安になったこともあったという最上。だが、今では、おなかが空いて娘が泣く声も、母親の姿が見えなくなり不満を漏らす声も、天使のように笑う声も、そのすべてが愛おしいと教えてくれた。
「ドラマや小説だと、出産した直後に我が子の顔を見て泣いちゃうシーンがよくあるじゃないですか。産むまでは、まさかそんな……と、若干疑っていたんですけど(笑)、自分でもびっくりするくらい涙が溢れ出て。今も私を見て笑ってくれる娘を見ると泣けてきて、この子のためにしっかり生きて、私が守らなきゃいけないって思うんです」
「でんぱ組.inc」に所属していた時代から “長所は真面目。短所は真面目すぎること” といわれていたが、それはグループ脱退後も、ずっと変わらなかったようだ。
「いつも何かに追い詰められている感じで、気持ちにもまったく余裕がなかったんです。私なんて、いてもいなくてもいい存在なんじゃないかって、思ったりもしました。極端な話、いつ死んでもいいというか、自分自身を大切に思うことができない人間だったんですよ」
それが、出産を機に180度転換。睡眠不足と戦いながらの授乳、日々繰り返される夜泣き……と、体はボロボロに近い状態だった。だが、精神的にはひとつひとつの課題をクリアすることで、 “なんとかなる” という心の余裕が生まれたという。
「それまでは、いろんなことをネガティブにとらえていたんですけど、今はあらゆることをポジティブにとらえられるようになった……というか、ポジティブにとらえないとやっていけないという感じです(笑)。
この子を支えられるのは、私一人しかいないんだから、もうやるしかない! 頑張るしかないじゃんみたいな。言ってみれば “強制ポジティブ” ですね」
母は強い。最上の姿勢から、文字どおりその言葉がうかがえる。
( SmartFLASH )