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『イカ天キング』が語る番組の功績、「アングラ音楽をメジャーにした」【伝説の“イカ天バンド”に会いたい!】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.17 06:00 最終更新日:2023.04.17 06:00
FLYING KIDS、BEGIN、人間椅子ほか、数多くの人気バンドを生んだ『いかすバンド天国』(TBS系)。本格派からイロモノまで、平成の音楽シーンに伝説を残したアーティストたちの今を直撃だい!
今回話してくれたのは、13代目イカ天キング(1週勝抜、1989 年10月28日、11月11日出演)の「サイバーニュウニュウ」でボーカル・ギターを務めていたメカエルビス。
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■『イカ天』はアングラ音楽をメジャーにした
「メカゴジラ、メカニコングってあったよな。そしたら、エルヴィス・プレスリーのメカ化はどうや?」
こんな思いつきで生まれたメカエルビス。東急ハンズでエルヴィスのお面を買い『人造人間キカイダー』を参考にして友人が仕上げてくれた。
「『イカ天』のために作ったキャラクターではありません。エルヴィスに寄せた曲をライブで演奏していました。バンドで『イカ天』に出演しようという話になって、ブルース・ブラザーズみたいに帽子をかぶってスーツ姿で演奏した曲を事務局に送ったら、担当者に『いいと思うけど出演は1年半ほど先になるよ』って言われて。同じ曲をメカエルビス姿で撮り直して再送したら1カ月で出演になりました(笑)。
『イカ天』はアングラな音楽をメジャーにしました。その現象がおもしろかったですね。僕らのバンドは解散しましたが、ベース&ボーカルの女性とのバンドや映画音楽の制作など、音楽活動を続けています」
写真・木村哲夫、長谷川新