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【オードリー奇人伝説】若林正恭から顔に水をかけられた春日俊彰、ニヤニヤしながら「いいね~」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.17 11:00 最終更新日:2023.04.17 11:00

【オードリー奇人伝説】若林正恭から顔に水をかけられた春日俊彰、ニヤニヤしながら「いいね~」

 

 4月13日放送の『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TOKYO FM)に、オードリー春日俊彰さんがゲスト出演していました。

 

 春日さんは、相方の若林正恭さんが、以前、同番組にゲスト出演した際、若林さんがどんな話をするのか気になって、休日の奥様とのドライブ中に聴いていたことを明かしていました。

 

 休日に家族と一緒にいるとき、相方が出演している番組をチェックするなんて、あまり聞いたことがありません。その理由は、1人でならまだしも、家族や第三者がいるなかで相方の仕事ぶりを知る状況が、恥ずかしいからです。

 

 

 オードリーは高校の同級生コンビで、もともと友達だったこともあるため、そのあたりはあまり気にならないのかもしれません。

 

 筆者は以前、学生時代のお話を春日さんからお聞きしました。当時の春日さんと若林さんの関係性やノリは独特でした。

 

 教室で、2人の席が前後だったとき、後ろの席の若林さんが春日さんの髪を毎日ちょっとずつ切っていたら、何カ月か後に、春日さんの髪型が『サザエさん』のわかめちゃんみたいになったというエピソードがあります。

 

 よほどの長髪ではない限り、普通は切られていることに気づくはずです。なぜ春日さんは途中で指摘しなかったのでしょうか。

 

「もちろん気づいてはいますけどね。『切られてんな』みたいな。触ったりしたらわかるんで。ただ、なんか『そっちがそう来るなら』ってことですかね。そこで『おい!』って言ったら負けみたいな。

 

(やっていることが)いたずらでボケとかじゃないじゃないですか。向こうは、いたずらして『何してんだよ!』みたいなリアクションを期待してるわけです。それをしたら『向こうの思うツボだ』みたいな」

 

 結局、春日さんは髪の毛を切られていることを最後まで指摘しませんでした。

 

「最後は、たしか若林につっこまれましたね。『いやいや、どこまで黙ってんだよ!』って(笑)」

 

 この不思議な2人のノリは、芸人になってからも変わりませんでした。

 

 ある日、若林さんが水の入ったコップを持って、春日さんに「かけるぞ」と挑発してきました。そのとき春日さんはなぜか顔をグッと若林さんに近づけていったのです。

 

 そこで、若林さんは春日さんの顔に水をぶっかけました。すると春日さんはニヤニヤしながら「いいね~」と言ったそうです。水をかけられて「いいね~」とはどういうことでしょうか。

 

「『勇気をもって、よくかけてきたな』ということじゃないですか? なかなか人の顔に水をかけないでしょ」

 

 理由を聞いても、謎は深まるばかり。そもそも若林さんは、なぜ春日さんの顔に「水をかけるぞ」と挑発したのか、それに対して、なぜ春日さんは顔をグッと近づけたのでしょうか。

 

 現在のオードリーは、ボケが春日さんでツッコミが若林さんです。しかし、2人とも根底には奇人めいたところがあるように思えます。それが、オードリーがおもしろい理由なのでしょう。

インタビューマン山下

1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

( SmartFLASH )

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