山口達也「アルコール依存」反省の裏で…二宮・岡田ら「ビールCM」にジャニ急増の理由「独立阻止に必死」

 

　TOKIOの元メンバー・山口達也氏が活動を再開させつつある。3月下旬に会社を設立したことが大きく報じられ、4月17日付の朝日新聞デジタルでは、アルコール依存症をめぐる赤裸々なインタビューに応じた。29日にはオンラインイベントにも登壇する予定だという。

 

「山口氏は、2018年4月、泥酔した上で、当時未成年だった女性に対して無理やりキスをするなど、わいせつ行為をしていたことが発覚。翌月にはグループ脱退と契約解除が発表されました。

 

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　その後、アルコール依存症の治療をするため、医療施設に通っていましたが、2020年11月に酒気帯び運転で現行犯逮捕されました。朝日新聞の記事でも、断酒をおこなうことの難しさを語り、真摯に自分の “犯行” を反省しているようでした」（芸能記者）

 

　お酒に溺れさえしなければ……。『ザ!鉄腕!DASH!!』（日本テレビ系）などで、TOKIOが5人のグループとして活躍する姿を見てきたファンからすれば、悔やんでも悔やみきれない事件だ。一方で、ジャニーズの後輩たちは現在、“ビール” のCMに積極的に登場している。

 

「嵐の二宮和也、KAT-TUNの中丸雄一、Hey！Say！JUMPの山田涼介、Sexy Zoneの菊池風磨が『クリアアサヒ』のCMに、同じく菊池風磨と中島健人は『アサヒスーパードライ生ジョッキ缶』のCMに、岡田准一と生田斗真も同商品のCMに出ています。

 

　これだけ聞くと、ジャニーズがアサヒビールとベッタリの印象ですが、ジャニーズWESTの重岡大毅は、キリンビールの会員制の生ビールサービス『キリンホームタップ』のCMに出演しています」（広告代理店関係者）

 

　なぜ彼らは、これほど積極的に出演するのだろうか。

 

「一番の理由は、独立を引きとめたいというジャニーズ側の意向だそうですよ。決して彼らの出演料が割安になっているわけではありません。

 

　最近だと、Sexy Zoneのマリウス葉、三宅健、King＆Princeの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太など、人気者の退所が相次いでいます。独立すれば、事務所の取りぶんが減るので、たいていの場合、実入りもいいでしょう。

 

　ただ、ビール会社などの大手企業には起用されづらくなる。そこで、事務所としては積極的に営業をかけることで、『ウチに所属していればこういう大きな仕事ができますよ！』とアピールしているのだと思います。

 

　芸能界では伝統的に、ビールのCMに出演することに、ある種のステータスがあるとされています。それに実際、高額な契約料を結ぶことができますからね」

 

　山口氏の起こした騒動は問題にならないのだろうか。

 

「世代が違いますし、事件も古いのでクライアントはもう意識しなくなっています。しかし、もし今後立て続けにジャニーズタレントがお酒にまつわるトラブルを起こした場合、クライアントも問題視するでしょうね」

 

“先輩” の姿を反面教師に、飲んでも飲まれるなを遵守してほしいものだ。

( SmartFLASH )