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坂本冬美×ももいろクローバーZ「仲よし歴11年」のスペシャル対談「結婚後、アイドルとして変化あったの?」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.04.22 06:00FLASH編集部

坂本冬美×ももいろクローバーZ「仲よし歴11年」のスペシャル対談「結婚後、アイドルとして変化あったの?」

デビュー15周年の特別衣装で登場したももクロ。“冬美ちゃん”とは『紅白』で仲よくなって11年……

 

 まさかの目黒蓮に続き、まさか、まさかのLiSA登場で、読者をあっといわせた坂本冬美のモゴモゴSPECIAL対談、第3弾は……トップアイドル、ももいろクローバーZとの共演だ!

 

坂本 みんな忙しいのに、ごめんなさいね、このために時間を割いてもらって。

 

佐々木 いえいえ、冬美ちゃんに呼ばれたら、どこまでだって行っちゃいます!

 

 

坂本 またまた、嬉しいことを。それにしても、ちょっと会わない間に、末っ子キャラだった彩夏ちゃんも素敵なお嬢さんになっちゃって。

 

佐々木 メンバーは誰もそういうことを言ってくれないので(笑)うれしいです。

 

坂本 でも、あれでしょう? お姉さんたちに甘えて、彩夏ちゃんは言いたいことをズバズバ言っているんでしょう?

 

佐々木 もちろん(笑)。

 

坂本 れにちゃんは、結婚したのよね。おめでとう!

 

高城 ありがとうございます!

 

坂本 わたしもまだしていないのに、モゴモゴモゴ(苦笑)。

 

高城 はははははっ。

 

坂本 で、どう!? 結婚したことで、グループとしてはなにか変化はあったの?

 

玉井 以前、みんなで、結婚してもグループ活動を続けられたらいいよねって話したことがあったんですけど――。

 

百田 いざ現実になってみると、実感がないというか、れにちゃんが結婚したということをときどき忘れちゃうんですよね。

 

坂本 そうか、そんな感じなんだ。なんか、すごく、ももクロちゃんらしくていいな。

 

高城 それくらい、なんにも変わっていないんです。ライブって気持ちいいな、という気持ちもずっと同じで。私自身が、ときどき結婚していることを忘れちゃうくらいだから、ほかのメンバーが忘れることがあっても不思議じゃなくて。むしろ“だよね”という感じです(笑)。

 

玉井 そういうところは、初めて冬美ちゃんとお会いしたころから、なんにも変わっていないというか、相変わらず進歩がないというか(苦笑)。

 

初めてお会いしたときからず~~っと「冬美ちゃん」

 

坂本 そういうしおりんは、三宅裕司さんが座長を務める「熱海五郎一座」の舞台に出るんでしょう?

 

玉井 そうなんです。これだけ長期の舞台(5月31日~6月25日)は初めてで。ものすごくワクワクしています。

 

百田 しおりん一人だけというのが、ちょっと悔しいですけど(苦笑)。でも、みんなで観に行こうねって約束して、スケジュールを調整中です。

 

坂本 夏菜子ちゃんだって、ドラマやバラエティでものすごく忙しいのに?

 

百田 うらやましいですよぉ。熱海五郎一座ですよ。おもしろくないわけがないんですから。

 

坂本 変わらないなぁ、夏菜子ちゃんも。でも、そういうところも夏菜子ちゃんらしくて好きだな。

 

百田 私も、冬美ちゃんが大好きです!

 

――ひとつ……いいですか。

 

坂本 どうぞ。ひとつと言わず、2つでも3つでも。

 

――ももクロのみなさんは、本当に冬美さんのことを「冬美ちゃん」って呼ぶんですね。

 

坂本 だから言ったじゃないの。ももクロちゃんたちは、みんな「冬美ちゃん」と呼んでくれるんだって。

 

佐々木 初めて冬美ちゃんにお会いしたときから、ず~~っと、「冬美ちゃん」です。

 

高城 そう。私たちが初めて出させていただいた、2012年の『NHK紅白歌合戦』から、ず~~~~~~っと。

 

百田 リハーサルのとき、まごまごしている私たちに、演歌歌手のみなさんがすごく優しくしてくださって。

 

玉井 半分、冗談だったのかもしれないんですけど、冬美さんが「冬美ちゃんって呼んでね」と言ってくださったんです。

 

坂本 えっ!? わたしが? 

 

玉井 はい。でも、私たちはそういう冗談が通じないグループなので(笑)。

 

佐々木 わかりました! って、お返事をして――。

 

高城 そこから、ず~~~~~~っと冬美ちゃんです。

 

坂本 そうか、それがきっかけだったのね。でも、それがすごくうれしかったんですよ。たまにテレビでご一緒しても、アイドルのコたちとは壁があって。演歌は演歌で、アイドルはアイドルで固まっているなかで、ポーンと飛び込んできてくれたのが、ももクロちゃんだったんですよね。

 

百田 私たちからすると、私たちが生まれたときにはもう歌われていて、『紅白』といえば――という冬美ちゃんから、“こっちにおいで”と声をかけていただいたことで、どれだけ気持ちが楽になったか。

 

坂本 そうか……わたしは、みんなのお母さんと同年代だもんね。いや、でも、ももクロちゃんも、2023年でデビュー15周年でしょう?

 

佐々木 そうなんですけど、冬美ちゃんと比べたら、15年なんてまだまだひよっこですから。

 

坂本 そんなことはないわよ。で、記念イヤーになる2023年のスケジュールはもう決まっているの?

 

百田 はい。何カ月も新曲を出し忘れていたり、思いついたように3カ月連続で新曲をリリースしたり……行き当たりばったりの私たちにしては珍しく(苦笑)、大きな枠は決まっています。

 

坂本 新曲を出し忘れるって……そんなことあるの?

 

玉井 あるんですよ、それが。

 

佐々木 あっ、でも、2023年は大丈夫です。もうすぐ(デジタル)シングルも出ますし、アルバムのリリースも決まっていますから。

 

高城 今日、着ているこの服が「FLASH」の発売前日、4月17日にビジュアルが解禁された衣装なんです。

 

坂本 かわいいし、カッコいいし、4人ともすごくよく似合っているわよ。

 

百田 ありがとうございます!

 

坂本 モノノフさんたちも、ライブを楽しみにしているんでしょうね。

 

百田 先日、発表したんですけど、ももクロ結成日に当たる5月17日と前日の16日に、東京・国立代々木競技場第一体育館でアニバーサリーライブをやります!

 

玉井 そこが、ワンマンライブでの声出し解禁日です。モノノフさんたちも楽しみにしてくれていると思いますが、それ以上に私たちのほうが楽しみです。

 

百田 3年ぶりになるのかな。やっと、やっと、やっとあの場所に戻れるんだと思うと、いまからワクワクしちゃって。どうしよう? って感じです。

 

坂本 ももクロちゃんのステージは、4人とモノノフさんたち全員で作り上げるものだからね、よけいにその思いが強いのかな。

 

佐々木 モノノフさんたちがニコニコ笑っているのを見られるだけでうれしいし、あぁ幸せだなぁ、愛されているなぁって感じるので、早くライブがしたいです。

 

「ステージに立つのは怖い?」(坂本)。「昔は楽しくて仕方がなかったんですけど、いまは怖いです」(高城)。「緊張と怖さは、年々、増していっているような気がします」(百田)

「五木ひろしさんのことは、なんて呼んでるの? もしかしてひろしくん?」(坂本)。「さすがにそれはないです(笑)」(玉井)。「今度、挑戦してみます(笑)」(佐々木)

 

 

さかもとふゆみ
1967年3月30日生まれ 和歌山県出身 『祝い酒』『夜桜お七』『また君に恋してる』『ブッダのように私は死んだ』など幅広いジャンルの代表曲を持つ。現在、『酔中花』が発売中

 

ももいろクローバーZ
百田夏菜子玉井詩織佐々木彩夏高城れにの4人によるガールズユニット。デビュー15周年となる2023年5月16、17日、東京・国立代々木競技場第一体育館でのアニバーサリーライブをはじめ、15周年を記念した全国ツアーを展開、シングル、アルバムをリリースする

 

写真・福田ヨシツグ 取材&文・工藤 晋 

 

スタイリスト・小泉美智子(坂本)、寄森久美子(WONDER STYLE)(ももクロ)
ヘアメイク・岡崎じゅん(坂本)、チエ、もとこ、白井ユリ、斉藤 弓(KIND)(ももクロ)

( 週刊FLASH 2023年5月2日号 )

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