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大久保佳代子、でっち奉公で苦労した父の言葉に感謝「やれるだけやればいい」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.04.30 16:00FLASH編集部

大久保佳代子、でっち奉公で苦労した父の言葉に感謝「やれるだけやればいい」

 

 オアシズ大久保佳代子が、4月28日放送の『ファミリーヒストリー』(NHK総合)で、自身のルーツを知って、涙を流した。

 

 大久保の父方の家は江戸時代から愛知県の田原市に住んでいた。曽祖父は農家から転身して製糸工場を始め、一躍、財をなし、大正時代の米騒動で町に寄付して貧しい人々を救ったという。だが、太平洋戦争で大久保家の工場は大手に吸収されてしまう。大久保の父はでっち奉公に出て、中学卒業後から東京の商店で働いた。父は病気で実家に帰り、後に結婚。子供には苦労させたくないとローンで建売住宅を購入した。

 

 

 必死に働く両親の姿を見た佳代子は、無口で空気を読むのが得意な少女に育ったが、学校では友達の前でよく冗談を口にし、人気者となった。大久保の小学校時代の教師は「騒ぎ立てずに面白いことをボソっと言ったり。賢い」と証言。大久保は、ビートたけしのトークに「毒舌で笑い飛ばしている感じが痛快で面白くて」と憧れ、芸人を目指した。

 

 娘が芸人になったことに、父は「反対はしなかった。やれるだけやればいい。自分は中学出てでっち奉公に行ったので」と、自身が苦労したからこそ娘には自由に生きてほしかったという。

 

 光浦靖子とオアシズを結成して、ブレイク。大久保の話術についていとうあさこは「大久保さんが強めのことを言っても悪く聞こえない。いいトドメの刺し方をする言葉のスナイパー」と評した。

 

 大久保は、「父親が私に対して何を思っているかっていうのはわからなかったんで、父が『でっち奉公に行ったから好きなことやって』と(言ったのは)ありがたいし、申し訳ない」と話していた。

 

 大久保のルーツにSNSではさまざまな意見が書き込まれた。

 

《大久保さんのファミリーヒストリー。 お父さんの苦労が最後の最後に少し報われて良かった》

 

《大久保さんのファミリーヒストリー見てめちゃ泣いた》

 

《大久保さんのファミリーヒストリーを放送していてご一族の深い歴史を垣間見た》

 

「大久保さんは同番組で、父が実家を出て、祖父や祖母と疎遠になっていたことを心配していました。その点について番組が調べたところ、祖父母は『佳代ちゃんはどうしとるかのう』と心配してくれていたそう。さらに祖父は父の家族のため少しでもお金を残そうしてくれていたことも明かされ、大久保さんは胸のつかえが取れたように感動していました」(芸能ライター)

 

 連綿と続く命のバトンが受け継がれて、大久保は世に出たのだ。

( SmartFLASH )

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