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安住紳一郎アナ「DJパーソナリティ賞」受賞 かつて語っていた「ラジオは無給」でも続ける“番組愛”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.05.03 19:35 最終更新日:2023.05.03 19:35
4月28日、NPO法人・放送批評懇談会が「第60回ギャラクシー賞」の入賞作品を発表。テレビ、ラジオ、CM、報道の各分野で、貢献が認められた作品や製作者に贈られる賞だが、そのなかで、TBSの安住紳一郎アナウンサーがラジオ部門「DJパーソナリティ賞」を受賞した。2005年から続くTBSラジオの番組『安住紳一郎の日曜天国』のパーソナリティとしての受賞となる。プレスリリースの選評には、
《安住アナのラジオ愛があふれる番組です。オープニングトーク、ゲストコーナーなど隅々までこだわり、どんなに忙しくても聴き応えのある放送を届けてくれる誠意をリスナーはよく知っています》
とある。
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4月30日放送の『日曜天国』に出演した安住アナは、「みなさんと一緒に喜びたいと思います」と、リスナーに受賞を報告。さらに「気にしている人も多いと思いますが、この賞は“他薦”です!」と、安住アナらしいオチで笑わせた。
月曜から木曜は早朝のテレビ番組『THE TIME,』、土曜の夜もテレビの『情報7daysニュースキャスター』、そして日曜朝には『日曜天国』と、週6本の生放送をこなしている安住アナ。「せめて、ラジオくらいは……」とも思うが、過去には、ラジオへの愛を語っていたことも。それは、2017年6月放送の『日曜天国』でのこと。
「私、TBSラジオからお給金が1銭も出てないんですよ! あら、急に話が変わってきた。みなさん、知らないでしょう? この複雑なシステム」
「私はね、TBSテレビの社員なんでね。10年ぐらい前に分社化して、TBSラジオとTBSテレビって別会社なんですよ。私はTBSテレビの社員で、TBSテレビ所属のアナウンサーがTBSラジオでしゃべっている。『じゃあ、勤務形態はどういうこと?』って……株主はなんかちょっとね、おかしなことになるわけですけどね。あいまいなまま、TBSラジオでしゃべっているんです」
と、ぶっちゃけた安住アナ。さらに、そこまでしてラジオで話し続けることについて、
「TBSテレビで仕事をするための、なんて言ったらいいのかな? うーん……研修的な感じで、ラジオで。当然、仕事だと思って、みんなやっていますけども。お給金はね、いただいてないんですよ。どうです? この赤裸々な情報」
この最後には「冗談でございます」とつけ加えたものの、採算を無視した、ラジオに対する熱い思いが感じられる発言だった。
2023年8月には50歳となる安住アナ。フリー転身の噂も絶えないが、もしそうなっても、ラジオから離れることはないかもしれない。
( SmartFLASH )