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エンリケ氏、会社の負債は「1億円返済」も「金銭トラブル」被害者は激怒「本人も会社も懲りていない」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.05.03 20:50 最終更新日:2023.05.03 20:50
腎盂炎で入院中だった元実業家でタレント、キャバクラ嬢の「エンリケ」こと小川えり氏が5月1日、自身のSNSアカウントを矢継ぎ早に更新。退院を報告すると同時に、2022年にメディアで報じられた金銭トラブルについても言及した。
問題となったのは、契約者のお金でブランド品を購入し、それを「エンリケ空間」が買い取る方式のビジネス「買取パートナー」。お金を振り込めば、半年で12%もの利益がついて返金されるとして、出資者を募っていたという。ところが、期日になってもお金が振り込まれない被害が各所で出ていると「週刊文春」で報じられていた。
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エンリケ氏は2022年10月、契約者への返済資金を稼ぐため、キャバ嬢に現役復帰している。同時期、「エンリケ空間」代表辞任と、ビジネスパートナーで夫の通称「ブタ」氏との離婚もYouTubeで公表したのだった。
そんなエンリケ氏は5月1日、Instagramのストーリーズに、《今キャバクラで働いてるお金はどこにいってるかをお話します》という書き出しで始まる文章を投稿。
そのなかでエンリケ氏は、トラブルが発覚するまで社長を務めていた、株式会社エンリケ空間の家賃や社員の給与など、会社関連の債務、さらにクレジットカードや連帯保証人になっている債務から優先的に支払っていることを明らかにした。その総額は、半年間で1億円になるという。
さらに、元夫であるブタ氏についても複数回、更新して言及。「偽装夫婦」や「洗脳」といった強い言葉でブタ氏を非難した。入院中だった4月末には、離婚した元夫から送られたというLINEや、浴びせられたという暴言の音声を公開している。
「ブタさんは4月に、エンリケさんがほかの男性と温泉旅行に行ったことなどを暴露しました。エンリケさんの今回の行動は、その報復と考えていいでしょう。金銭トラブルについては、エンリケさんは、被害者への返済についても自分が責任を持つ、と何度も宣言しています。
エンリケ空間の現社長はブタさんですが、エンリケさんの在任時に起きたことでもあり、道義的な責任を感じて、こうしてSNSで触れているのだと思います」(エンリケに近い関係者)
ただ、金銭トラブルについて取材した記者は、こう言う。
「金銭トラブルになった『買取パートナー契約』とは、契約者から預かった資金で、値上がりが期待できるブランド品を購入して、転売益で元金と利息を支払うというもの。そもそも預かり資金なので、社内で別勘定にしていれば、返済はすぐにできたはずです。できないというのは、ほかの経費に流用していたとしか考えられません。
実際、金銭トラブルが発覚する直前まで、豪華なヨーロッパ旅行を楽しんでいたことがSNSで発信されていました。エンリケさんが会社の負債だけを払い続けるのは、預かり資金の流用先など、“帳簿の実態”が明らかになるのを恐れてのことだ、と見る向きもあります」
キャバ嬢の復帰も、もとはといえば、契約者への返金のため。しかし、いま返済されているのは会社の負債のみだ。現在、弁護士を立ててエンリケ空間と出資金の返還交渉をしているという、愛知県在住の女性は、憤懣やるかたない様子でこう話した。
「エンリケさんの弁護士にも連絡をしましたが、『エンリケ個人が返済する金ではない』と、キッパリ断られました。会社(エンリケ空間)は、といえば、ブタさんから直接、契約の巻き直しをして、今年(2023年)の9月くらいから返済するという連絡が、一方的に送りつけられただけです。2人とも、まったく懲りていませんよ」
完全解決には、まだまだ道のりは遠いということか。
( SmartFLASH )