メッセンジャー黒田、タクシー乗車拒否で苦情も受付は「知らんがな」ネット上では「俺もやられた」と恨み節続々

 

　お笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有が、5月9日に自身のYouTubeチャンネル「くろだ煮」を更新。タクシー運転手に乗車拒否されたエピソードを話し、共感の声が寄せられている。

 

　冒頭から「タクシーで嫌な思いしまして。仕事の関係で、難波から夜乗って家帰るときに乗車拒否されたんですよ」と明かした黒田。自宅まで10分程度の距離だったが、運転手はそれを聞くと「ほなちょっと降りて」と言い出したという。

 

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「難波の空港バスの近所やから、たぶん、伊丹空港に行く人専門に乗せてるみたいな感じなんです。こっちは知ったこっちゃない」として、タクシー会社に電話で苦情を入れたが、「向こうも態度、めっちゃ悪くて。『そんなもん知らんがな』みたいな」と、すげない対応をされたことを明かした。

 

　黒田は続けて、「タクシーの運転手さんって、じつはその日、1日をハッピーにするかアンハッピーにするかの鍵を握ってる。プロ意識持ってない人は、本当に持たなダメだと思う」とも持論を語った。

 

　実際、似たような辛酸をなめた人も多いようだ。ニュースのコメント欄には、「俺もやられた」といった恨み節が相次いでいる。

 

《以前、流しのタクシーに乗り込み行き先（車で二十分くらいの場所）を告げたら「そっちは行かないんで降りて」とか言われました。大急ぎのところだったので、すぐ次のタクシーを待ちましたが...客の行き先に従わないなら客を乗せるなと言いたい。》

 

《かなり前の話だが、出張で東京に行った時に、当時は土地勘もなかったので東京駅からタクシーを利用したら、目的地が10分程度の距離だったようで、移動中、ずっと運転手に「こっちは東京駅でずっと並んで客待ちしているんだぞ！こんな近い距離でタクシーを利用するんじゃない！商売あがったりだ！」と怒られていた。それ以降、東京のタクシーは10分以上の距離じやないと乗ったらダメだという認識だったが、知り合いに運が悪かっただけと言われたのを思い出した》

 

《仕事で昼間に新大阪駅から乗ったとき、運転手さんに「お客さんで2回続けで外れ引きましたわ～」と真顔で言われたときはどう返答してよいかわからず何とも言えない気持ちになりました。》

 

《学生の頃夜行列車で駅に付き、雨なので近いけどタクシーに乗ることにした。タクシー乗り場のタクシーは長時間客待ちしてるので遠慮して流しを止めたら『近いからダメだ』と断られすぐそこにいた他の客を乗せて走り去った。以降その会社のタクシーには二度と乗っていない。そんな運転手ひとりで会社は多くの客を失うことになる。》

 

「タクシードライバーは、法令所定の事由がない限り、運送の引き受けを拒絶することはできません。つまり、正当な理由がなければ運転手側が乗車拒否することはできず、違反すれば100万円以下の罰金と、道路運送法に定められています。

 

　それでも、タクシーをよく利用する人であれば、近場の行き先を伝えていやな顔をされたり、断られたりした経験のある人も多いはず。2022年の紅葉シーズンには、京都のタクシー運転手の態度がひどいと、SNSで話題になりました。似たようなことは全国各地で起きているのが現状でしょう」（週刊誌記者）

 

　タクシー業界には、苦情申立を受け付ける機関が全国各地に設けられている。不当な乗車拒否をうけた場合は、そこへ連絡を入れるのもひとつの手だろう。

( SmartFLASH )