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高橋由美子「最後のアイドル」が「小さいおっさん」になるまで
バラエティFLASH編集部
記事投稿日:2017.08.09 11:00 最終更新日:2020.09.11 10:45
女優の高橋由美子(43)が8月8日、都内でエーザイの「チョコラBB 65周年記念PRイベント」に出席。現在CMに出演中の、永作博美(46)、新木優子(23)らも同席した。
高橋は、1996年に話題になった同社CM「肌荒れ休暇いただきます」を再現した緑の衣装で登場し、「この色のスーツは最近出回っていませんので、衣装さんが作ってくださいました。懐かしいですね」と感慨深げ。
さらに、2度にわたり同じCMを流されるという、公開処刑も。当時のことを聞かれると、「22歳です。幸せ絶頂だった頃です」と自嘲気味に答えた。
新木から「当時のCMを見ても今と何も変わらない。お肌も綺麗だし。素敵だなと思います」と言われると、高橋は「私のこと!?」とビックリし、喜びの表情に。
高橋は1989年に芸能界へ。1990年に歌手活動を開始し、ドラマ、歌、CMなどでブレイク。デビュー当時は“20世紀最後のアイドル”といわれ、「アイドル・高橋由美子」と書かれた名刺を持っていたという。
高橋が、幸せ絶頂だったと振り返る1996年は、彼女にとってどのような状況だったのか。
1994年、ドラマ『南くんの恋人』で主演し注目を浴び、女優に本格シフトし始めた高橋。1996年の読売新聞のインタビューで、「与えられたものをこなすだけだったのが、少しは余裕ができて、自分の意見を言えるようになってきた。今は仕事に追われるばかりじゃなく、楽しんでいます」と答えている。
当時はドラマやCM、歌手活動で忙しく、かなりの収入があったと予想されるが、「お金なんかたまりませんよ。衝動買いのくせを知っていて、母が、お給料の半分を定期預金にしているんです」と別のインタビューで明かしている。
1998年にはドラマ『ショムニ』で占いのできる不気味なOL役を好演。チョコラBBのCMも2000年まで務めている。
前述の読売新聞のインタビューでは「25、6歳までには結婚したい」と語っていた。当時、本人は不倫していたようだが、その後、恋愛に関する報道はほとんどない。いまは恋はどうなのか。
イベント終了後の囲み取材で「お酒のあるところならどこでも行きます。必然的にいつも一人だから、声に出して笑う瞬間を作っている」と話し、記者から「一人を卒業する予定は」と質問されると、「今のところないですね。“卒業証書”がまだもらえない状態です」と答えた。
「今は小さいおっさんと言われています。足が開いているとよく怒られています」と語る高橋はすでに43歳。これまでのインタビューを見ると酒の話が多く、どうやら飲みすぎているうちに結婚願望も薄れてしまったようだ。