一番好きなトム・クルーズ映画『トップガン』と『MI』勝ったのはどっち？【5月13日は「トップガンの日」】

 

　5月13日は「トップガンの日」。もちろん、1986年公開のトム・クルーズ主演映画『トップガン』にちなむものだが、じつはアメリカでの封切りは5月16日。2009年にあるファンが「5月13日はトップガン・デーだ！」と呼びかけたのがきっかけで定着したのだとか。この5月13日＝「トップガンの日」は、2020年、「日本記念日協会」から正式認定を受けている。

 

　これまで多くの映画に主演してヒット作を残してきたトム・クルーズだが、もっとも人気がある作品はどれなのか？　本誌は全国の映画好きの40代〜60代の女性500人に「トム・クルーズ主演映画で最も好きな作品」は何かを独自アンケートで調査。

 

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　対象としたのは、1986年『トップガン』から2022年『トップガン マーヴェリック』までのおもな主演映画、14作品だ。

 

　では、人気作トップ5から見ていこう。

 

【第5位】『トップガン マーヴェリック』（2022年）46票

 

　まずは最新作が登場。2022年5月に公開され大ヒット。前作から36年ぶりとなる続編だが、『トップガン』とトムの根強い人気を証明した。好きな理由は、

「年月を経ても若いころと変わらぬカッコよさ。演技に対する姿勢も素晴らしい」（50代・千葉県）
「1作めと比べると、トムの演技力が圧倒的に上がっているのがわかる。時代背景やストーリーも、1作めの良さをきちんと受け継いで違和感なく、満足した」（40代・東京都）
「すごい迫力。これぞ映画という作品。トムはスタントなしで自らアクションしていると聞いてさらに感動」（40代・宮城県）

 

【第4位】『レインマン』（1988年）62票

 

　サヴァン症候群の兄（ダスティン・ホフマン）との兄弟愛を描いたヒューマン作品。アカデミー賞の作品賞など主要4部門を制した名作だ。

 

「当時はまだ『かっこいい』若手俳優でしたが、名優D・ホフマンと共演したことでトムも成長できたはず」（50代・東京都）
「トムもいいけれど、何より映画作品として素晴らしい。何度みても感動します」（50代・宮城県）
「地味な役柄だが、複雑な心境をよく演じたと思う。いつまでも心に残る名作」（60代・三重県）

 

【第3位】『ラスト サムライ』（2003年）78票

 

　トム主演作としては、日本での興収トップ。トムは明治維新後の日本で武士道に魅せられるアメリカ人大尉を演じた。

 

「トムは侍役まで似合ってしまうのか、と驚いた作品です」（60代・岐阜県）
「親日家のトムですが、この作品で日本人の良さを認めてくれたような気がします」（60代・東京都）

 

【第2位】『ミッション：インポッシブル』（1996年）90票

 

　シリーズ第1作。トムはこの作品で初めてプロデュースを手掛けている。シリーズ第7作めが2023年7月にアメリカで公開予定。

 

「トムのカッコよさとドキドキ感が一番マッチしている作品」（50代・大阪府）
「ハラハラドキドキの連続。しかもスタントマンを使わずアクションシーンをやり遂げた彼が好き」（60代・神奈川県）
「このシリーズはどれもおもしろいですが、やはり最初の作品が良かったからこそ、その後のシリーズも成功したと思う。記念すべき作品」（60代・東京都）

 

【第1位】『トップガン』（1986年）129票

 

　やはりトムといえば、この作品。続編がなかなか制作されなかったのは、トム自身がその権利を買い取っていたため。

 

「初めてトム・クルーズを見た作品。戦闘機のシーンは迫力満点、音楽も最高で興奮した」（50代・長崎県）
「青春時代の思い出の作品。あの音楽を聴いただけで当時がよみがえります」（50代・神奈川県）
「どのトムもかっこいいけど、やっぱり一番かっこいいのはこれです」（50代・滋賀県）
「映画館で複数回みた唯一の映画。音楽も含めてすべてが最高」（50代・岐阜県）

 

　公開当時、日本でもレイバンのサングラスや、MA-1（フライトジャケット）など、当時の若者のファッションに大きな影響を及ぼした。サウンドトラック盤も大ヒットし、アンケートには「音楽もよかった」という意見も多くあった。1980年代を代表する作品と言えるだろう。

 

　第6位以下は、次のとおり。

 

【第6位】『ミッション：インポッシブル3』（2006年）33票
【第7位】『カクテル』（1988年）19票
【第8位】『ミッション：インポッシブル2』（2000年）18票
【第9位】『7月4日に生まれて』（1989年）9票　
【第10位】『アイズ ワイド シャット』（1999年）5票
【第11位】『ザ・エージェント』（1996年）4票
【第12位】『ア・フュー・グッドメン』（1992年）3票
【第12位】『ザ・ファーム 法律事務所』（1993年）3票　
【第14位】『ハスラー2』（1986年）1票　

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