タレントの長嶋一茂が、5月19日、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に出演。18日に救急搬送された歌舞伎俳優・市川猿之助と亡くなった両親についてコメントした。
猿之助について「番組でも何度か共演させていただいて、とてもバイタリティーあふれて、楽しい方」と語った一茂。
歌舞伎役者の家に生まれ育ったことには「歌舞伎の伝統、文化を継承していく、紡いでいくという手段とか、方法とか、心構えというものを、幼少のころから教育されていた。それも一番身近な方、お父さんだったり、おじさんだったり、他の関係者も含め、一族で守っていかなきゃいけない。そういうプレッシャーだったり、義務だったり責任だったりというところは、本当にうかがい知ることができない苦労があったのかな」と思いをはせた。
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一茂はさらに、「原則的に、家族だったり家庭のことは、他人にはわからないことがある。何が起きていたかという真実、というところまではわからないと僕は思う」と無念そうに語った。
この言葉に、ネットには、
《一茂さんも言いたいことたくさんあるでしょうね》
《一茂が言うと変な重みがあるな。父が国民的スーパースターでものすごいプレッシャーで生きてきたし、家族との確執も噂されてるし》
《一茂が言うと説得力ある》
などの声が上がっている。
「言うまでもなく、一茂氏の父は、国民的人気を誇った長嶋茂雄氏。一茂氏はその長男として、生まれたときから注目されて育ち、大学入学、プロ入りの際も話題を集めました。
ただ、家族の関係はうまくいっていないようです。2004年に茂雄氏が脳梗塞で倒れて以降、長嶋家の不仲が表面化。2009年には資産管理をめぐるトラブルが相次いで報じられ、“長嶋家骨肉の争い” との見出しが躍りました。
一茂氏は2021年、月刊誌『ゲーテ』のエッセイで『父とは、もう13年会っていない』『生きているうちに父と会うことは、もう二度とないだろう』と綴っており、溝の深さは想像にかたくありません。一家の次女・三奈さんとも絶縁状態のようです」(週刊誌記者)
ともに、特別な家庭に生まれ育ったことで、何か思うところがあったのかもしれない。
警視庁は19日、東京・目黒区内の猿之助宅の現場検証を実施。亡くなった両親の司法解剖をおこない、死因の特定をおこなう。
( SmartFLASH )