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知英、KARA復活ステージで胸いっぱい「3匹の猫に力をもらってます!」宝物は愛猫のネーム入りお守り

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.05.20 06:00 最終更新日:2023.05.20 06:00

知英、KARA復活ステージで胸いっぱい「3匹の猫に力をもらってます!」宝物は愛猫のネーム入りお守り

「犬も好きだけど、やっぱり猫がかわいい」と語る知英

 

「ただいま! 皆さん、元気にしていましたか?」

 

 ボーダー柄のクロップニットに、ミニスカートからすらりと伸びた美脚。クールなのにキュート。セクシーだけどコケティッシュ。そして、なによりも変わらない笑顔とともにKARAのジヨンが、JYが、知英が帰ってきた!

 

「KARAを卒業したとき、まさかその後、日本で知英として女優をやれるとは思わなかったし、JYとして歌を歌えるとも思っていなかった。3年前、日本を離れるときも、またこうして日本に戻って来られるとは思っていなかったんですけど……。でも、振り返ると、全部こうなる運命だったのかなって思います」

 

 

“KARA、7年ぶりに復活” という驚きのニュースが発信されたのは、2022年9月だった。

 

「最初は、お姉ちゃんたちの大事なアニバーサリー、15周年だから、集まって何かおもしろいことができたらいいよね、というところからスタートしたんですよ。で、“みんなで写真を撮ろう” ということになって」

 

 ヨンジ、ニコル、ギュリ、スンヨン、そしてジヨン。笑顔が弾ける5人のなかで “もっと、何かしたい” という想いが重なった。

 

「その “もっと” が、15周年のアニバーサリー・アルバム『MOVE AGAIN』につながり、“もっと、もっと” が、京セラドーム大阪での『2022 MOVE MAMA AWARDS』での日本再始動につながり、“もっと、もっと、もっと” という気持ちが、8年ぶりのファンミーティングにつながった感じです」

 

 メンバーの一人ニコルが、「香水のように素敵な舞台だった」と表現した、京セラドームのステージでは、ヒット曲『Lupin』『STEP』『ミスター』をメドレーで披露。アルバムのリード曲となる『WHEN I MOVE』を歌い、客席に詰めかけた超満員のファンを魅了した。

 

「なんて表現すればいいのかわからないくらい感動したというか感激したというか……とにかく、もう胸がいっぱいでした。KARAとして、あのステージに立つために私は生きてきたんだ、頑張ってきたんだと思いました」

 

「お帰り!」「ありがとう!」「KARA最高!」……ステージの途中から、SNS上には「この日をずっと待っていた」というファンの声があふれた。

 

「ほんと、もう “楽しい〜!” “生きてるぞぉ” って感じで。演技をするのも楽しいんですけど、私の中でステージで歌って踊ってというのは、また別のものなので、溜まっていたエネルギーを一気にぶわ〜っと全部放出して、“あ~、気持ちいぃぃぃぃ〜っ” という感じでした(笑)」

 

 あどけない表情で笑う知英が、今回、大事な “宝物” として見せてくれたのは……ファンが作ってくれたという愛猫LEONくん、NINIくん、GOATくんのネームが入ったお守りだ。

 

「仕事で行った名古屋で、見た瞬間にひと目惚れしちゃったスコティッシュフォールドのLEONくんは、4歳で亡くなってしまって……。つらくて、悲しくて、落ち込んで、凹んで……。でも、いつまでも悲しんでいるとLEONくんが心配するから、今でもずっと見守ってくれているんだと信じることにしたんです」

 

 NINIくんは、LEONくんが通っていた病院で出会ったアメリカンショートヘア。GOATくんは、韓国に戻ってから出会ったマンチカン。亡くなってしまったLEONくんも含めて、3匹全部男の子だ。

 

「うちの子たちはみんな男の子だからか、やんちゃです。でも、そこがかわいくてたまらないです。NINIくんは甘えん坊だし、GOATくんは私が帰ると犬のようにぴょんと飛び跳ねて腕の中に飛び込んでくるんです。すごく癒やされるし、力をもらっています」

 

 KARAのジヨンと、韓国で女優として活躍の幅を広げるカン・ジヨン。そして、日本のファンには馴染み深い知英と、アーティスト名JY。この後、その活動の比重はどうなっていくのだろうか。

 

「タイトルも公開日もまだ決まっていませんが、先日、韓国の長編映画で初めて主役を務めさせていただいた作品を撮り終えて。自分じゃない違う誰かを演じるのはおもしろいし、魅力があります」

 

ーーKARAのジヨン以上に?

 

「一人でいるより、メンバーのみんなとワイワイしているほうが楽しいし、好きです。でも、みんな事務所が違うし、それぞれの事情もあるし……。今回、KARAとしてステージに立てたのも、奇跡のようなものなので、この後こうしたいという気持ちはありますが、それは今私の口からは言えないです。ごめんなさい」

 

ーーもう一度、日本でお芝居をしたり、JYとして歌を歌うという可能性は?

 

「気持ちはあります。ありますけど、まずは女優として韓国できちんと足跡を刻んで、そのうえでいいお話をいただけたらですね」

 

 KARAについても、日本でお仕事をすることに関しても、「待っていてくださいとは言えないけど……でも、待っていてくださいです」と、微笑んだ知英。その瞳は、悪戯を仕掛けて、その結果を楽しんでいるようにキラキラと輝いていた。

 

ジヨン
1994年1月18日生まれ 韓国出身 2008年KARAに加入。卒業後、女優に転向し、日本で活動。数多くのテレビ、映画に出演。2019年に韓国での活動を再開し、2022年15周年記念アルバム『MOVE AGAIN』をリリース。完全体として再始動したKARAに加わり、大きな注目を集めている

 

写真・中村功 取材&文・工藤晋

( 週刊FLASH 2023年5月30日号 )

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