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【どうする家康】折檻、食い逃げ、脱糞…おもしろ逸話をまとめて回収…さらなる不穏な伏線に「瀬名様、逃げて!」の悲鳴も
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.05.22 19:25 最終更新日:2023.05.22 19:33
5月21日、NHK大河ドラマ『どうする家康』の第19回「お手付きしてどうする!」が放送された。
三方ヶ原の合戦で武田軍に大敗した家康(松本潤)。なかなか立ち直れない家康だったが、浜松城で次女のお万(松井玲奈)に世話をされるうちに、2人の間には子供が……。その噂は、岡崎にいる正室の瀬名(有村架純)の耳にも入る。
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怒った瀬名が浜松に来ることを知ったお万は、ほかの使用人たちに自らを縄で縛らせ、瀬名に「懲らしめてくださいませ、殺されても文句は言えません」と懇願。しかし、すべてを見通した瀬名は「もうよい。才ある子じゃ。殿から金子をふんだんにいただくがよい」と赦す。
また、柴田理恵演じる浜松の団子売りの老婆が再登場。「負けて逃げ帰るとき、うちの団子、全部食っちまってな。だから私は、銭払えーって追っかけてって、銭ふんだくってやったんだわ。ありゃ家康だったに違いないわ」と、三方ヶ原から敗走した家康を揶揄。すると、客が「家康は、信玄が恐ろしくて、馬上で糞漏らして、“焼き味噌” だって誤魔化したんだぞ」――というシーンもあった。
「お万、つまり於万の方は、家康の正室・築山殿(=瀬名)の奥女中でしたが、家康の “お手付き” となり、懐妊。そのことを知った築山殿は、於万を浜松城内の松の木に縛って折檻したという逸話が残っています。
三方ヶ原で負けた家康が敗走する途中、恐怖のあまり脱糞したというエピソードはあまりに有名。また、茶店で小豆餅を食い逃げ、店の老婆が追いかけて銭を払わせたという逸話もあります。これらの逸話を巧みに落とし込んでいったのが、今回の放送回でした」(テレビウオッチャー)
SNSでは、前回放送の「真・三方ヶ原合戦」で “脱糞エピソード” が描かれなかったことが話題になっていたが、
《団子や焼き味噌を民の噂話としてさりげなく入れてくるとは…》
《怪しい逸話をさらっと回収してくれる『どうする家康』が好きだわ?!》
など、賞賛の声が上がっている。ほかにも
《今週は築山殿事件への伏線張り回だったな》
《あぁ、瀬名様にわかりやすいフラグが…》
《瀬名様ぁー!!!逃げてぇー!!(築山事件のフラグじゃーん!)》
などの声が多数。
「今回は、のちの事件の伏線となる場面がいくつもありました。武田勝頼(眞栄田郷敦)が築山殿を陥れる策を練っていることや、瀬名が浜松へ移れという家康の意見を聞かず岡崎へ戻ること、家康の娘である五徳(久保史緒里)との意見の食い違いなどです。
第19回で描かれたのは1573年で、この後、1575年の長篠の戦、そして1579年の築山殿事件へと続いていきます」(前出・テレビウオッチャー)
「築山殿事件」とは、瀬名が家康に殺されたのではないかとされる一件。これまで、2人の親密ぶりがさんざん描かれてきただけに、ファンとしては気が気でないのだろう。
逃げて、と言われても、史実は覆せないのだが――。
( SmartFLASH )