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中田敦彦「松本人志批判」から10日ぶりに沈黙破るも内容は「ボケ」に終始 相方もあきれるヘラヘラぶり

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.06.08 23:15FLASH編集部

中田敦彦「松本人志批判」から10日ぶりに沈黙破るも内容は「ボケ」に終始 相方もあきれるヘラヘラぶり

2017年の“吉本退社騒動”で本誌の直撃取材に答えていた中田敦彦

 

 5月29日に、自身のYouTube松本人志批判を展開してから10日。不気味な沈黙を保っていたオリエンタルラジオ中田敦彦が、ついに沈黙を破った。

 

 中田は6月8日、「オリラジ会議【松本人志氏提言事件後】」とのタイトルで、自身のYouTube『中田敦彦のYouTube大学』を更新。19時30分からの配信で、相方・藤森慎吾とzoom対談で件のテーマについて語った。

 

 

 配信開始直後、zoomで2人をつないだ画面が映ると、海の背景をバックにした中田が「慎吾、元気~?」と笑顔で両手を振りながら登場。中田は何ごともなく世間話に入ろうとするも、藤森のピリついた空気に「なんか怒ってる?」と発言。すると、「それは俺も察してます。あれの件ですよね? チョコプラの件ですよね」とボケて、藤森に「松本さんの一件だ!」と突っ込まれると、「(お笑いコンビ)『レギュラー』の(松本康太)じゃないですよね?」と、再びボケるというやりとりを展開した。

 

 業を煮やした藤森が「1回もう、帰国しろ、まず。帰国をしろ、いま。いち早くオメーは、いいから黙って帰国しろ!」と突っ込むと、ここから2人のボケとツッコミが続く。以下、一部を紹介。

 

中田「ちょっと待ってください。帰国しろは乱暴ですって、それは。(略)いま日本に帰国するとアレなんでしょ? 緊急帰国すると逮捕されるんでしょ」

 

藤森「いや、ガーシーじゃねえんだよ! ガーシーじゃないんです、あなたは。別に犯罪を犯してるわけじゃないから、いいんだよ、それは」

 

中田「だって犯罪を犯してるぐらい怒ってるじゃないですか」

 

藤森「ほぼ指名手配みたいなもんだけどな。お笑い界の指名手配犯だからな、いま」

 

中田「お笑い指名手配になってんの? 俺」

 

藤森「お笑い指名手配だけど、別に逮捕はされねえから。帰国しろ」

 

 さらに中田は、「慎吾は怒ってるけど、芸人の先輩とかは怒ってないでしょ? 先輩芸人で俺の味方してくれた人、いたもん」というと、ホリエモンと、茂木健一郎の名前をあげ、「ホリエモン、『R-1』出たことあるんだよ」と発言。茂木に関しては「脳科学ネタでやってる人」とボケて、「ネタじゃねえんだよ」と藤森に突っ込まれる。

 

 そんな応酬を経て、中田は一転、神妙な面持ちになり「正直、あの人を怒らせたのは俺もヤバいと思った」というと、YouTuberの「シバター」の名前をあげるなど、終始、ボケを連発。そして、ついに松本人志の話題を語り出した。

 

「(俺は)単純に思ったことを言っただけだから。だって、松本さんがすごい人なのはもちろんそうだけど、やっぱちょっと松本さんが頂点にいる大会が多いなーって。だから、ちょっと権力になっちゃってんじゃないかなーっていう意見は、俺だけじゃないんだよ、この意見。ほかにもお笑い芸人で声をあげてた人いるからね」と切り出すと、ネタ動画をあげていた『ラバーガール』の名前を出して、またボケた。

 

 自身が発言し、のちに削除した、ドストエフスキーなどを引き合いに出しての「俺の笑いを理解するにはセンスと笑いが必要」という発言に関して、藤森から「ヤベー発言してんな!」と突っ込まれると、それはそもそも、松本人志が著書『遺書』で書いていたことと説明(松本の記述は「センスとオツムがないやつにオレの笑いは理解できない」)。藤森が「(松本さんの言葉なら)ヤバくない」と訂正すると、「人によって、内容バイアスかけてんじゃん。松本さんが言ったら、何でも面白いみたいな見方になってんじゃん。洗脳されてるよ、洗脳されてる」と、藤森をやんわり攻撃した。

 

 藤森から結局、松本と会って話をする気はあるのか聞かれると、次のように語った。

 

「やっぱ直接、2人で会ってもそんなにおもしろくはないと思うんだよね。意見をかわすことに意味があるんであって、2人が仲よくなることに意味があるわけじゃないじゃん。もめてるわけじゃないから。あくまで俺の思ってることを言いたいってだけだから。やいのやいの、これからも言いたいし。なんせ2人で会ったってさ、みんなネタにできないだろ?」

 

 最終的に「慎吾の責任だと思ってんだよね、今回の件は」と語った中田は、松本人志に牙をむくことについて、前日に藤森に伝えていたものの、「慎吾が本気で止めなかった」から、こうなったと「藤森黒幕説」を展開。結局、中田がボケ続けて、藤森がブチギレるという展開を最後まで続けて、31分15秒の動画が終わった。

 

 中田としてみれば、すべてをお笑いに変えたつもりなのかもしれないが、ヘラヘラとしたその態度は、見方によっては、火に油ともなりそうだ。なにより、中田のお笑い芸人としての実力のほどが、垣間見えた瞬間だった。

( SmartFLASH )

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