エンタメ・アイドル
オリラジ中田の「松本人志批判騒動」いちばん得したのは藤森慎吾? 相方フォローの姿に好感度爆上がり
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.06.09 21:10 最終更新日:2023.06.09 21:10
オリエンタルラジオ・中田敦彦が、5月29日に自身のYouTubeで松本人志に物申す展開をし、各芸人らが続々と反応した騒動。6月8日には、中田が相方・藤森慎吾とともに、騒動について語った動画を公開した。しかし、中田への批判は収まる気配が見えず、結局、いちばん得をしたのは藤森という結論になりそうだ。
5月の動画では、中田は「【松本人志への提言】審査員という権力」というタイトルで、あらゆる賞レースで審査員を務める松本に対し「審査員、ちょっと何個かやめてくれないですか」などと呼びかけた。動画を観た芸人たちからは中田へ続々と批判が寄せられたが、中田はその後の10日間、沈黙。6月8日に、やっと世間の反応に対する“アンサー動画”を更新した。
【関連記事:『エンタの神様』出演芸人がオリラジ中田「松本人志批判」を覚悟の実名擁護「たしかに審査員やりすぎ」】
動画はシンガポール在住の中田と、日本にいる藤森のZOOM対談の形式でおこなわれた。中田は冒頭から「慎吾、元気~?」「なんか怒ってる?」などと、ボケの姿勢。藤森は「怒ってるよ。多少怒ってるし、いろいろ気持ちは穏やかじゃないところはある」と、ピリついた空気を醸し出した。ヘラヘラとはぐらかし続ける中田に、藤森が「松本さんの一件だ!」とツッコみ、ようやく騒動の話に入っていく。
会話のなかで、藤森は「松本さんのことを知りすぎてるし、詳しすぎてるし。リスペクトしすぎてるんだよ」と指摘すると、中田は「だから、愛ゆえによ。愛ゆえに提言してるわけだから。松本さん好きすぎて、芸人になったやつ少ないじゃん。俺、なってるもん」などと発言。一方、松本と直接会って話すのかと聞かれると、「2人で会っても、そんなにおもしろくはないと思うんだよね。意見をかわすことに意味があるんであって、2人が仲よくなることに意味があるわけじゃないじゃん」と、笑いながら語った。
最終的には、「慎吾の責任だと思ってんだよね、今回の件は。(動画公開を)慎吾が本気で止めなかった」と、冗談めかした責任転嫁で、動画は終了した。
案の定、SNSでは《逃げよるんやな、このくだらん奴は。》《中田敦彦話逸らしてばっかりでダサすぎない?》などと批判が殺到し、火に油を注いでいる印象だ。一方で、相方の藤森には好意的な意見が目立った。
《この動画は藤森さんのネタ拾いの丁寧さと優しさが際立ってた 動画でも言ってたけどあっちゃん利用して好感度上げてるw一方中田さんは全然面白く無かった、特に松本さんからのアンサーのくだり》
《オリラジ会議見たんだけど、ただただ藤森の好感度があがっただけだった。》
《藤森がんばってんな…めっちゃいい人やん藤森。》
実際、藤森は、今回の騒動では一貫して相方のフォローに回っていた。最初の動画が公開されると、藤森はすぐに自身のYouTubeで動画を更新。フェイスパックをしながら「平穏な暮らしがしたい」と発言して笑いを取りつつ、「やってくれたな」「(松本に)オファーがあって、需要があるわけだから。それは揺るぎない事実」と、中田へたしなめるようなメッセージを送っている。
さらに、「誰も言わないこと、やったことがないことを芸としてやりたい人なんだよね。“ヒーロー芸”なんですよ。それはそれで否定しない」とも分析。バッシング一辺倒だった世間の声に対し、中田のあり方をやんわりではあるが、的確に伝えるひとことだった。
藤森は、後輩にあたるチョコレートプラネットのYouTubeにも出演し、中田とチョコプラの間にあった騒動を振り返っている(収録は騒動前であることが明かされている)。その中で、「(中田は)言われてきた免疫がない。先輩からもイジられたことなかった。俺も相方をイジったことがない」などと分析。けっして中田の悪口を言わず、なおかつ周囲に配慮したコメントを展開していた。
「最新の動画で、中田さんが藤森さんと2ショットで出演したのはいい判断だったのでは。藤森さんはバランス感覚に優れた人ですから、“あっちゃんに振り回される人”というイメージを保ちつつ、中田さんに批判が集まりすぎないよう立ち回ってくれた印象です。
動画内でコンビ解散の話題も出ましたが、中田さんが『藤森さんに、僕は縁を切られるんですか』と質問し、藤森さんが『解散はしねぇだろ。あぶねえだろ。いま解散したら、何するかわからねえだろが。それだけは絶対にさせないし、阻止するし、おめえを利用して、これからも好感度を上げさせてもらうわ』と即、否定しています。実際、ここ数年、中田さんが何かしら話題になるたび、藤森さんの好感度は上昇していますし、中田さんにとって藤森さんはストッパー的存在のはず。コンビを続けたほうが互いにメリットは大きいでしょう」(芸能記者)
今回の騒動で、「藤森がかわいそう」という声が続々と上がっているが、意外と、いちばん得をしたのが藤森だったのではないだろうか。
( SmartFLASH )