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阿佐ヶ谷姉妹「年収4000万円」説でもやめない「家賃6万2000円」ボロアパート生活 地元で2人庶民派「焼き肉」を

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.06.28 06:00FLASH編集部

阿佐ヶ谷姉妹「年収4000万円」説でもやめない「家賃6万2000円」ボロアパート生活 地元で2人庶民派「焼き肉」を

2人は「阿佐ヶ谷姉妹」と名乗るようになってから、阿佐ヶ谷に引っ越してきた

 

 6月上旬、阿佐ヶ谷の焼き肉店。ねぎタン塩の空いた皿を片づけようとする店員を、

 

「ねぎがもったいないので……」

 

 と制止する中年女性。向かいの席に座る“姉”は、あわててねぎを別皿に取り分ける――。

 

 

 この庶民的な“姉妹”の名は、阿佐ヶ谷姉妹。いまや芸能界で飛ぶ鳥を落とす勢いの、人気お笑いコンビだ。

 

「じつは、本当の姉妹じゃないんですよ。“姉役”は渡辺江里子さん、“妹役”は木村美穂さん。2人とも20代前半で役者を目指し、同じ劇団に入団。しかし、夢破れて別々の仕事につきました。2人は顔や雰囲気が似ていることから、阿佐ヶ谷にある鰻屋の店主に『阿佐ヶ谷姉妹で何かやったら?』と声をかけられ、2007年にコンビを結成。翌年には『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)のものまねコーナーで安田祥子・由紀さおり姉妹のまねを披露し、プチブレイク。2018年には『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)で優勝し、本格的にブレイクしました」(芸能記者)

 

 売れっ子“姉妹”にしては、やたら地味な食事風景だ。

 

「仲むつまじい様子でしたよ。3皿ぐらいまではカルビにタン塩と、勢いよく食べていたのですが、たった4皿めでペースダウン。年齢のせいか、すぐにおなかいっぱいになったみたいです」(居合わせた客)

 

 焼き肉店を出た2人が向かった先は、芸能人が住むとは思えないボロアパートだ。6畳1間の間取りで、家賃はたったの6万2000円也。

 

「まさか、いまだに“共同生活”をしているとは驚きです。もともと、同じアパートの一室に同居していると公表していましたが、2018年には隣の部屋を借りて“隣人”になったと語っていました。しかしいまでは、短期のCM契約だけで、約200万円。テレビの出演料金は1時間あたり50万円以上。年収で考えれば、一人2000万円は超えるはず。コンビの合計収入では5000万円を超えてもおかしくありません。人気芸人はキー局の近くか、地方ロケに行きやすい品川駅近辺の瀟洒なマンションに住むのが定番。売れたのに、ここまで変わらない芸人は珍しいですね」(大手広告代理店関係者)

 

 だが、いまの時代、こうした裏表のなさが「売れる秘訣だ」と語るのは、バラエティ番組のプロデューサーだ。

 

「ひと昔前は、エピソードをやたら誇張し、大声で早口にまくしたてる“ザ・芸人”が人気でした。しかし昨今は、阿佐ヶ谷姉妹のような親しみやすさが大事です。安心感はあるのに、少しだけズレていておもしろい。以前、商店街のロケ現場に同行したことがありましたが、一般客に囲まれてもいやな顔を見せず、一人ひとり丁寧に応じていました。雑な対応をすれば、すぐにSNSで拡散される時代ですから、そこも強みです。2人が庶民的なのも本当で、ロケ弁を持って帰ってくださいとお伝えすると、まるで20代の若手芸人のように『助かるわあ』とうれしそうです(笑)」

 

 せっかく売れたのだから、たまには“西麻布姉妹”になるのはどう?

 

写真・久保貴弘

( 週刊FLASH 2023年7月11日号 )

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