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ケンコバ大興奮、世界のプロレスラーがあこがれるステーキ店「リベラ」のジャンパーとは? もらえる基準を店長に聞いた

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.07.05 18:10 最終更新日:2023.07.05 18:10

ケンコバ大興奮、世界のプロレスラーがあこがれるステーキ店「リベラ」のジャンパーとは? もらえる基準を店長に聞いた

ジャンパーを手にする「ステーキハウス リベラ」目黒店の山口敏彦店長

 

 7月3日、Z世代に向けた動画カルチャーメディア『McGuffin(マクガフィン)』で、“Mr.やりたい放題”ことケンドーコバヤシの趣味企画がスタート。第1回として、世界中のプロレスラーやプロレス好きが一度は訪れたがる、東京・目黒の「ステーキハウス リベラ」を訪れる動画が公開された。

 

「リベラ」は五反田店と目黒店があるのだが、国内外問わず、多くのプロレスラーや格闘家が訪れることで有名なのは、目黒店のほう。五反田店には何度か行っているものの、目黒店は初めてというケンコバは、興奮気味に「(リベラは)プロレスファンなら誰でも知っているお店。やっぱり、このお店を知ったキッカケというのがですね、新日本、全日本問わず、当時2団体であった時代、外国人レスラーたちがみんな『RIBERA』と書いたジャンパーを着てて、『あれ、なんだ?』ということでね。店長が、すごいと認めた人に渡すジャンパーみたいなのがあるということで」と、説明した。

 

 

 さらに、目黒店2代目店長の山口敏彦さんに、なぜリベラがプロレスラーの間で有名になったのかを質問した。

 

 山口店長によれば、50年前、アメリカンステーキはあまり日本に浸透しておらず、大衆的なステーキ店もまだ日本になかったという。そんな時代に、先代がリベラを創業。開店して何年かしてから、ブルーザー・ブロディが偶然、宿泊先のホテルから散歩しているときにリベラを見つけ、そこから広まっていったとのことだった。

 

 それを証明するかのように、店内には壁から天井のいたるところに、レスラーたちの写真パネルがびっしりと飾られている。そのメンツたるや、ハルク・ホーガンから、いまやハリウッドスターの「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソン、さらにはマイク・タイソン、武藤敬司蝶野正洋、新日本プロレスの現エース、オカダ・カズチカまで、そうそうたる顔ぶれで、同店を訪れたファンは、これを見るのも大きな楽しみのひとつとなっている。

 

 そんななか、ステーキをほおばり終えたケンコバは「今回は、何かプロレスグッズを持ってきてくれといわれたので」と切り出し、2023年に腹膜炎で入院し、全身麻酔で手術を受けてボーッとしていたときに、無意識でAmazonで購入していたという、ホーガンやブロディらレジェンド外国人レスラーのフィギュア4体を披露した。その後、「お宝中のお宝。なんと……」と言うと、「先程ですね、店長からとうとういただいちゃいました!」と満面の笑みで、リベラのジャンパーを取り出した。プロレスファンなら誰もがあこがれるジャンパーを手にしたケンコバは、「こんなお宝ありますか? どんなハイブランドよりも価値のある、アパレルですから、これが」と興奮を隠せない様子。

 

「いやー、これは早く着たいなー。でも、この袋から出すのも惜しいなと思えるぐらいの(お宝)。比較的ね、レアなヴィンテージのライダースとか手に入れたときも、『なかなか着れないですよ』って言われても『いやいや、服は着るもんや』って、すぐ袖、通すんですけど、(これを着るのは)勇気いりそうですね。このまま飾りたいぐらいなんすけど、でもやっぱ、着ていこうと思います」

 

 と、念願のリベラジャンパーを手にした喜びを語り尽くした。

 

 ケンコバが喜ぶのも無理はない。このリベラジャンパーは同店オリジナルの非売品で、買おうと思っても買うことはできない逸品なのだ。

 

 では、どうしたら手に入れることができるのか? 山口店長に、レスラー間でジャンパーが広まった経緯や、ジャンパーを渡す基準を聞いた。

 

「最初は、うちを気に入ってくれたブロディが『Tシャツとかジャンパーがあるなら(公の場で)着て、リベラを宣伝してあげるよ』というところから始まったんです。そこから広まって、みんながジャンパーをほしがるようになっていきました。それこそ、海外のレスラーやファンの中には、ジャンパーをもらって泣いちゃう人もいます。

 

 ジャンパーをあげる基準ですか? 何度も通ってくれる人とか、あとは熱意とか、僕のフィーリングで渡してます」

 

 そうして広まっていったリベラジャンパーは、いつしか外国人レスラーのなかで、プロレスラーとして「来日した証」となり、ジャンパーを受け取ること自体がステータスとなっていったのだ。

 

 プロレスラー以外にも、芸能人では、ドラマ『俺の家の話』(TBS系)で覆面レスラーを演じ、プライベートでも目黒店をしばしば訪れている長瀬智也や、同じく20年来の常連というシンガーソングライターの斎藤和義などもジャンパーの所有者だ。店内には、2人の写真パネルも飾られている。

 

 ジャンパーの話に終始してしまったが、もちろん同店はステーキも絶品だからこそ、多くのレスラーが訪れるということもつけ加えておきたい。

 

 全世界のプロレスラーやファンがあこがれるリベラジャンパー。ケンコバの言う「どんなハイブランドよりも価値のあるアパレル」は、けっして大袈裟な話ではないのだ。

( SmartFLASH )

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