松本人志が「『news23』とコラボ？」と驚いた『水ダウ』社会派「津軽選挙」特集　視聴者からも称賛の声

 

　ダウンタウン・松本人志が7月5日放送の『水曜日のダウンタウン』（TBS系）で紹介された「津軽地方の不正選挙えげつない説」に、思わぬツッコミを入れた。

 

　かつて青森県・津軽地方では、現金を手渡すなどの金権政治が横行しており、その手法は「津軽選挙」と呼ばれていた。

 

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　実際にあった贈収賄や買収といった不正選挙の手口などが再現VTRで紹介され、現地での関係者による金銭授受の証言なども含め、40分ほどの長尺でオンエアした。

 

　最後には「現在は不正選挙など行われていないと信じたいし、『津軽選挙』という言葉が過去のものになる日も、そう遠くないのかもしれない」と結論づけられた。

 

　番組らしからぬ社会派な内容に、松本は「きょうは『news23』とのコラボ？」とツッコミ。

 

　ゲストの伊集院光も「報道から左遷された人がこの番組に入った？」と質問すると、プレゼンターを務めるサバンナ・高橋茂雄は「左遷はされてない。もし来ていたとしても、栄転」とフォロー。

 

　事前告知なしで放送された硬派な「津軽選挙」の内容に、SNSではさまざまな意見が書き込まれた。

 

《急に社会派の説ぶっこんできて普通に困惑するんだけどw》

 

《水ダウの津軽選挙。このような企画は面白い！勉強にもなる、ためになる》

 

「芸人へのドッキリ企画が多い『水ダウ』ですが、優れた放送番組に贈られるギャラクシー賞の月間賞を受賞した名企画もあります。

 

　2015年7月15日放送の『徳川慶喜を生で見た事がある人 まだギリこの世にいる説』では、江戸幕府15代将軍・徳川慶喜を実際に見た人を探しました。

 

　105歳の女性から『日本橋の高島屋と白木屋の間くらいを、行列を従えて歩く慶喜を見たことがある』という証言を得て、専門家にもその歴史的事実を確認したうえで放送して、ギャラクシー賞月間賞を受賞しました。

 

　また、2017年6月7日放送の『先生のモノマネ プロがやったら死ぬほど子供にウケる説』、ななまがりが『令和』を当てた2019年5月8日放送の『新元号を当てるまで脱出できない生活』、おぼん・こぼんの関係修復に挑んだ2021年10月6日放送の『おぼん・こぼん THE FINAL』も、ギャラクシー賞を受賞しています」（芸能ライター）

 

　少なくとも、番組に新たな方向性を打ち立てたことは間違いない。

( SmartFLASH )