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櫻坂46小林由依 オフは「すっぴんで部屋にこもってます」同期生・菅井友香が誕生日に贈ってくれたヘアブラシで気合入れて、時代劇に初挑戦!
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.07.15 06:00 最終更新日:2023.07.15 06:00
「グループのメンバーは誕生日プレゼントを贈り合ったり、卒業するメンバーはみんなに感謝の気持ちを込めてプレゼントをしたりすることもあって、家には大切なモノがたくさんあるんです。だから、どれにしようかすごく迷ったんですけど……」
そう言いながら小林由依(23)が取り出したのは、同期生だった菅井友香から2022年の誕生日に受け取った、ヘアブラシ。
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「ちょうど、彼女がグループの卒業を決めたタイミングだったので、なんだか『菅井がいた証し』みたいな気がするんです」
小林と菅井は、2016年に“欅坂46”としてデビューしたときから一緒に歩んできた仲間。グループ名が“櫻坂46”になったときも、うれしいこともくやしいこともわかち合ってきた。
「今、菅井がひとりでがんばっている姿を見ていると、私もがんばろう! って思うし、このブラシで髪をとかすと、気合が入ります」
グループとしてはもちろん、モデルや女優としてひとりでの活動もあるが、現場に行くときは少しだけ気持ちが違うという。
「小林由依だけのお仕事は緊張します。より、ちゃんとしなきゃ! って思います。とくに今回は、もう出演が決まったときからドキドキで……」
現在、小林が取り組んでいるのは、明治座と新歌舞伎座で上演される舞台『隠し砦の三悪人』だ。
「舞台でのお芝居は、5年ほど前に一度経験させていただいたんですけど、時代劇は初めて。黒澤明監督の名作映画を初めて舞台化するというだけでもプレッシャーなのに、ご一緒する俳優さんたちが豪華すぎて……」
共演者には、主演を務める上川隆也を筆頭に、錚々たる俳優たちが名を連ねる。
「台本をいただいたら、日常では使わない難しい言葉がたくさんあって、さらに不安になって(笑)。でも、素晴らしい機会をいただけたことは光栄なので、みなさんについていこうとがんばっています」
演じるのは、ヒロインの雪姫。
「身分を隠して行動するので、それほどお姫さまっぽくはないですね。でも、着物を着てカツラをつけてのお芝居がちゃんとできるか心配です」
とはいえ、アイドルとして歌やダンスを身につけ、サックスやギターなどの楽器を演奏したりと、新しいことに挑戦するのは得意に思えるが?
「私、心配性なんです(笑)。でも、だからこそ一生懸命に練習するし、結果的には心配性がプラスに働いているのかもしれません」
2022年の誕生日に始めたInstagramも、不安を感じながらのスタートだったという。
「ふだん、あまり写真を撮らないから、始めたものの続かないんじゃないかと思って」
そもそも、自らを「完全インドア派」と言う彼女。オフの日はすっぴんで、部屋にいるのが至福の時間だというが、「インスタをやるからには、写真を撮らなきゃいけない。写真を撮るからには、メイクをして外に出なきゃならない。というわけで、私のダラダラ改善に役立っているんです。プライベートでも写真を撮ることが増えたし、インスタを始めて本当によかったです」と、プラス思考。
「インスタやモデルのお仕事を通して、女の子のファンの方が増えたのもうれしいです。『どんなコスメを使っているか教えて』という質問をいただいたりするんですが、お仕事のときはメイクさんがやってくれるし、プライベートはすっぴんだし、スキンケアは適当だし(笑)。これからはコスメのこともちゃんと勉強しなくちゃと思っています」
もうひとつ勉強したいと思っているのは英語。
「英語がしゃべれたらカッコいいな、ライブで洋楽を歌えたらいいなと、ふと思ったのがきっかけです。と言いつつ、まだ英会話の本を買っただけなんですけどね(笑)。今回の舞台が終わったら、本気でやるつもり……じゃなくて、やります!」
ひとつひとつ、出会うたびに誠実に向き合い、自分にとってプラスにしていく。それが、小林由依の最大の魅力なのである。
こばやしゆい
1999年10月23日生まれ 埼玉県出身 2015年に「欅坂46」の一期生オーディションに合格し、2016年に1stシングル『サイレントマジョリティー』でCDデビュー。女性ファッション誌「with」「andGIRL」でモデルとしても活躍
衣装協力:dress /SOTO dress、sandal/ZUCCa、earring/shisui、ring/NOMG
スタイリスト・市野沢祐大(TEN10)
ヘアメイク・Mao(maxstar)
取材&文・工藤菊香