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渡辺直美はネギの高値を嘆き、クロちゃんはたかみな夫妻と買い物…芸能人が参入し始めた「スレッズ」平和な理由は「検索できないこと」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.07.12 17:15 最終更新日:2023.07.12 17:15

渡辺直美はネギの高値を嘆き、クロちゃんはたかみな夫妻と買い物…芸能人が参入し始めた「スレッズ」平和な理由は「検索できないこと」

 

 日本人になじみ深いSNSの代表であるTwitterが、突如「閲覧制限」を設け、混乱が生じたのは7月1日のこと。そんななか、7月6日に配信されたのが、InstagramFacebookを運営する米IT大手・メタ社の「Threads」(スレッズ)だ。

 

 ITジャーナリストの三上洋氏が、このサービスについて解説する。

 

「当初、メタ社はスレッズのリリースを7月中旬に予定していましたが、Twitterの混乱にともない、Twitterユーザーを引っ張り上げる形で時期を早めました。

 

 

 対話型人工知能『チャットGPT』が配信から約2カ月で1億人の利用者を記録したのに対して、スレッズはわずか5日間で1億人を突破する世界記録を出しました」

 

 Twitterは、最大文字数140字+画像4枚が掲載可能なのに対し、スレッズは500字+画像10枚が掲載できる。しかし、最大の違いは「検索機能がないこと」だと説明する。

 

「キーワードやハッシュタグ検索がありません。ダイレクトメッセージ機能もなく、投稿の表示欄は “オススメ” の1種類のみです。これらについては、対応できるものは開発中とのことなので改善される可能性はあります。

 

 そして、現状としては芸能人が多く登録している印象です。スレッズは、Instagramのアカウントと紐づいているからだと思います。Twitterはやらず、インスタのみやっているという芸能人は意外と多いですし、連動してフォロワー数も一気に増えますから。

 

 スレッズの開発者みずから『優しいSNS』と言っているように、トレンドなど最新の情報をわざと表示させていません。そうすることで、タレントへの誹謗中傷やデマなど、最近よく起きるネット炎上が広がりにくくなっています」

 

 実際に、本誌記者もスレッズを利用したところ、インスタのアカウントと連携しているので約3分という短い時間で登録完了した。

 

 さっそく見てみると、たしかに芸能人の投稿が目立つ。現在のスレッズフォロワー数・日本人1位は渡辺直美で、実に42万3000人に向けて、《ニューヨークで長ネギを買うとお値段8.49ドル!!日本円で約1223円…高いよね?》などと投稿している。

 

 また、芸能人同士のやり取りも多く、秋元康になりきって “お茶目” 投稿を続けた有吉弘行に、指原莉乃が悲鳴をあげる姿も。ちなみに有吉は、その後もフワちゃんやブラマヨ小杉竜一になりきって、暴走ぎみの投稿を続けている。

 

 また、高橋みなみが、夫とクロちゃんのプライベートショットを載せ、《黒川さんが(中略)夫と似たような柄のTシャツでほぼペアルック》と書くと、クロちゃんは《本名で呼ぶなんて、なんなのぉー》と応じるなど、平和な光景が広がっている。

 

「日本で流行るかはまだ未知数ですが、今後もツイッターの混迷が続くようであれば、ツイッターに変わる移行先としてユーザーが増える可能性は十分にありえます」(三上さん)

 

“優しいSNS” を目指すスレッズは、新たな風を吹かせられるだろうか。

( SmartFLASH )

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