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片岡鶴太郎「125歳まで生きる」大隈重信との共通項

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2017.08.24 20:00 最終更新日:2017.08.24 20:00

片岡鶴太郎「125歳まで生きる」大隈重信との共通項

 

 お笑い芸人で俳優、画家としても活躍している片岡鶴太郎(62)が注目を浴びている。

 

 片岡は2017年8月18日に放送された、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演し、「まだ誰にも言ってなかったんですが、この3月に離婚しまして」と約40年近く連れ添った妻と熟年離婚したと突然発表した。これには出演者一同驚愕し、浜田雅功も思わず「えらいとこでいうな」と突っ込みを入れた。

 

 番組では片岡が取得したヨガインストラクター資格について触れ、「うがい、呼吸、ナウリ(内臓浄化)を毎日4時間かける。5年間休んだことがない」と明かし、実際にヨガを出演者の前で披露している。

 

 片岡は2016年、雑誌のインタビューで「長いこと瞑想には興味を持っていた。先輩俳優に『セリフ覚えが悪くて困っている』と相談したところ、インド式ヨーガマスターを紹介してもらった」とヨガを始めたきっかけを語っている。

 

 記事では、ヨガの呼吸法、瞑想、内臓運動だけでなく、食材や食事時間にも気を遣い「果物と野菜、ナッツ、豆類だけの菜食。それを2時間かけてゆっくり味わう」とし、生活の全てを徹底している様子を紹介している。

 

 インタビューの最後では「125歳まで生きるのも夢ではない」と結んだ片岡。現在、日本人男性の平均寿命は80歳だが、一体どういうことなのか。

 

 本誌が所属事務所を通して片岡に真意を尋ねると、「医学的、科学的に人間は120歳まで生きられると聞いた。だったら自分はそれを越えてみようと。ヨガの呼吸法や野菜料理で身体を浄化させ、免疫力をアップさせることができるので、125歳まで現役で生きられるよう、自分自身の体で人体実験中です」と回答してくれた。

 

 実はこの「人生125歳」という数字は、ある歴史上の人物も唱えていた。それは内閣総理大臣を2度務め、早稲田大学を創設した明治の政治家、大隈重信だ。

 

 早稲田大学のHPによれば、「創設者大隈重信は常々『人生125歳説』を深く説いていた。『人間は本来、125歳までの寿命を有している。適当なる摂生をもってすれば、この天寿をまっとうできる』」と大隈の言葉を紹介している。

 

 さらに125歳まで生きられる理由として、「『生理学者の説によると凡ての動物は成長期の5倍の生存力をもっているということである。そこで人間の成熟期はおよそ25歳というから、この理屈から推してその5倍、125歳まで生きられる』(大隈重信述「人寿100歳以上」)というものであった。」と解説している。

 

 大隈のこの「人生125歳説」は当時評判になり、広く報道された。ちなみに、早稲田大学では「125」という数字にちなんで、大隈講堂の塔は125尺(約38m)で作られている。創立125周年記念事業として建てられた「大隈記念タワー」は高さ125尺の2倍の250尺(約77m)になっており、創立者大隈への敬意が感じられる。

 

 2017年現在、長寿の世界記録は1997年に死去したフランス人女性ジャンヌ・カルマンの122歳。片岡と大隈の唱える人生125歳説も、あながち嘘ではなさそうである。

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