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上地雄輔、芸能活動への道を開いた明石家さんまとの会話……「僕は挫折して失敗した人間、その日を一生懸命頑張るしかない」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.07.16 11:00 最終更新日:2023.07.16 11:00
7月19日から全国6都市12公演をおこなう「遊助 LIVE TOUR 2023」がスタートする。
「僕のツアーは歌うだけじゃなくて、お芝居やパフォーマンスもするんです。なので、トレーニングもそうですが、いろいろとやらなければいけないことがたくさんあるので大変です。でも本当に老若男女の方が観に来てくれるから、笑顔になってくれたら嬉しいし、待ってくれている方がいる限り、一生懸命頑張りたいなって思います。
スタッフや共演者が、『雄輔さんと仕事をするためにこの仕事を選びました』なんて言ってくれることも、こんな僕でも増えました。それって夢をかなえているってことだよね、すごいじゃんって思うし、そんな人たちに囲まれてるのは嫌いじゃないし、ありがたいなって思います。
僕は挫折して失敗している人間だから、その日、その日を一生懸命頑張るしかないって思うんです」
友人や先輩、後輩に好かれ、芸能界の重鎮たちからもかわいがられている上地に、自分の魅力はどこかと聞いてみた。
「人たらしなところ? 人が好きなんですよ。一緒にいる人が喜んでくれる顔が見たい。野球やゴルフが好きなんじゃなくて、人と一緒に楽しめるから好きなわけで……僕、じつは趣味がないんですよ」
一息おいて、話を続けた。
「僕は小さいころから、ずっと転校生のような人間なんです。小学校や中学校のときは、両親の仕事の都合で祖父の家から通っていたから、一人だけ違う方向に帰るみたいな。横浜高校で寮生活をしているときは、横浜市民じゃないし、キャプテンや学級委員をやって、みんなをまとめているのに、常に部外者みたいな感覚。何者でもないような感じがしているんです。
それでも横須賀に帰ってきたときも、横浜でも東京でもどこのライブ会場でも『おかえり』って言ってくれるのが嬉しくって。そんな人たちとのご縁を大切にしていきたいですね」
話を聞いていた店主が、上地が帰った後にしみじみとこう話した。「雄輔も立派になったな」と。
かみじゆうすけ
1979年4月18日生まれ 神奈川県出身 6歳のときから野球を始め、横浜高等学校へ進学。捕手を務め、松坂大輔らと甲子園を目指した。1999年にドラマ『L×I×V×E』(TBS)で俳優としてデビュー。2007年『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ)でブレイク、同時期に出演していたつるの剛士、野久保直樹と「羞恥心」を結成し歌手デビュー。2009年には『ひまわり』でソロデビュー。その後は俳優としてドラマや映画などに出演し、歌手・遊助としても活動。現在は『ひるおび!』(TBS系)金曜レギュラーコメンテーター、『よじごじDays』(テレビ東京系)火曜MCも務める。7月19日の埼玉県の川口総合文化センターリリアを皮切りに全国6都市12公演をおこなう「遊助 LIVE TOUR 2023」がスタート
【北京食堂】
住所/神奈川県横須賀市東逸見町1-2
営業時間/17:00~22:30(L.O21:30)
定休日/火曜、金曜。臨時休業あり
写真・木村哲夫
スタイリスト・井元文子
ヘアメイク・平山直樹
衣装協力・ACANTHUS(アカンサス)