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「逆恨みでは?」いよいよ本能寺も、家康の “信長討つ宣言” に議論百出「現代メロドラマ」「もう少し説得力を」【どうする家康】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.07.17 18:00 最終更新日:2023.07.17 18:00
NHK大河ドラマ『どうする家康』の第27回「安土城の決闘」が7月16日に放送された。
家臣を前に「信長を殺す。わしが天下を取る」と宣言した家康(松本潤)。信長(岡田准一)に招かれ、安土城で歓待を受けるが、出された鯉に「におう」と文句をつけ、接待係の光秀(酒向芳)は信長から折檻を受ける。
目論見どおり、光秀を排除し、京都で信長を討つ手立てを着々と進める家康だが、信長に「2人だけで語り合いたい」と呼び出される。
家康の考えを見抜いていた信長は、「俺はわずかな手勢で京へ向かう。本当にお前が俺の代わりをやる覚悟があるなら、俺を討て。待っててやるぞ」と言われ――という話が展開した。
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SNSでは、
《築山殿事件同様、本能寺の変など史実にも様々な解釈の仕方があるわけで、それをドラマとして現代の我々に魅せてくれる。これぞ大河の醍醐味と思う訳ですよ》
《今回の成り行きから、どの様にして光秀が信長を討つ「本能寺の変」にもって行くんやろ?次回がめっちゃ楽しみ》
など、称賛の声が多数ある。が、その一方でこんな批判的な意見も。
《この本能寺の変無理がないか?》
《性格を一変させ天下人信長を殺すと決意する理由が妻子を殺されたからなんていう現代メロドラマ》
《瀬名と信康を失った恨みを信長を殺すことで晴らそうということのようですが、それは逆恨みというものでは?瀬名と信康の企みに加担したのは他でもない家康本人。瀬名と信康を失った責任は家康にあります》
《フィクションだから多少の御都合展開は仕方ないけど、もう少し説得力を持たして欲しいなぁと切に思います》
「信長の手前、敵の武田方と内通していた妻と嫡男を処分せざるを得なかった家康。ドラマではその2人を失った悲しみと怒りが、家康の『信長討ち』へと向かわせたように描かれています。
しかし、武田と内通していたことで処分を受けるのは当然ですから、自業自得ともいえます。そして、その個人的な恨みが信長討ちの理由だとすれば、大河ドラマはもっと壮大であってほしい、と感じる人たちには納得いかないでしょう。
そもそも、家康と妻・瀬名との間に深い愛情があったというストーリーですが、家康と築山殿は不仲であったと、多くの歴史家が結論づけています。そうした史実を無視したような点も、納得できない視聴者が多いようです」(テレビウオッチャー)
またこの回、信長の光秀への壮絶な折檻シーンも話題に。
《光秀のなんとも言えない愛らしさに惹かれてる私としては、一生懸命饗応役努めたのにパワハラ受けるとか哀しい社畜っぷりに泣けてきたよ》
《岡田信長公の折檻演技がすご過ぎて 光秀が生きてるの不思議なくらいだった》
次回の7月23日放送はついに「本能寺の変」。予告では、信長の妹であるお市(北川景子)も何やら絡んできそうなのだが――。
( SmartFLASH )