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「石田ゆり子は美しすぎる」斎藤工と石田純一が大絶賛
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2017.08.26 11:00 最終更新日:2017.08.26 11:00
「人工物が到底敵わない自然こそが最も美しい景色や造形を生むように、石田ゆり子は天然石の如く自然だからこそ美しい。それを皆が本能的に理解しているのだと思います。私にとっては平和の象徴です。これからも我々を穏やかに照らしてください」
石田ゆり子(47)の魅力を本誌にこう熱く語るのは2015年のドラマ『医師たちの恋愛事情』で共演した斎藤工(35)。
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で新垣結衣(29) の叔母役を演じた石田の勢いが止まらない。「日経エンタテインメント!」6月号で発表した「タレントパワーランキング」の「女優急上昇ランキング」では堂々の1位を獲得。2016年秋に始めたインスタグラムはフォロワー数100万人を突破。
2017年夏の連ドラ『プラージュ』(WOWOW)、秋の月9にも出演するなど今、まさに日本で最も輝いているアラフィフ女優だ。
そんな彼女の少女時代は意外にも超体育会系だった。
「典型的なスポーツ少女で、小学校時代には水泳平泳ぎでジュニアオリンピック第8位になっています」(知人)
妹の女優・石田ひかり(45)とともに19歳で芸能活動を開始し、ドラマ『海の群星』で女優デビュー。1990年代には多数のトレンディドラマに出演した。
1992年のドラマ『さよならをもう一度』の劇中で、彼女をふった石田純一(63)は、彼女の魅力をこう語る。
「初々しく清涼感があり、砂漠のオアシスのような女性でしたね。純粋で正統的な華やかさの裏に潜む憂いにハッとさせられました」
「女優として苦汁を舐めた時代もあった」と映画プロデューサーは回想する。
「森田芳光監督の映画『悲しい色やねん』(1988年)での演技を現場で酷評され、逆に『俳優という仕事をしがみついてでも続けていこう』という強い気持ちになったそうだ。その当時の苦い記憶が役者業の原点になったと聞いている」
それから17年後。石田は2005年『北の零年』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞する。行定勲監督(48)は、彼女の魅力についてこう語る。
「極寒の夕張で氷上のシーンを撮っていました。吹雪の中、着物で歩く場面があまりに美しいので、熱中して撮影を続けていると、『殺す気ですか?』と言われたんです。それも、けっしてクレームには聞こえないような可愛らしいトーンの声で……。
基本的にはすごく謙虚だけど、心情が伴っていないと眉間に皺を寄せる。本当は頑固なんだと思います。天然の軽やかさが美しい。ある意味、大胆で謎な女性です」
石田は妹とともに個人事務所「風鈴舎」を設立、社長としても活動し、エッセイも積極的に執筆している。40代を迎えた石田は、年齢に逆らわない自然なままの女性の生き方を推奨している。女性誌編集者は、石田の魅力を同性の視点からこう見る。
「『アンチ・エイジングが嫌』、『ドラマに出ている自分の顔にある、シミや皺も素敵な年輪』、『太ったり、年をとることは劣化ではない』と自由に語る石田さんの言葉は、同世代の女性層からも絶大な支持を集めているんです」
老若男女から愛される石田だが、浮いた話はなかなか聞こえてこない。
「『結婚できないのでなく、結婚しないだけ。ただ、結婚しない人生を選んできたことに対する覚悟や責任は強く感じている』と真剣に話されていたのが印象的でした」(同前)
インスタで発信される石田のペット愛あふれた画像や発言も魅力のひとつ。犬の「ゆき」、猫の「はにお」「たび」も石田同様に人気者に。「犬猫みなしご救援隊」で動物愛護に取り組む中谷百里さんは、石田との交流をこう語る。
「女優ではない “一人の女性” としても魅力的。石田さんの愛猫『ビスク』が亡くなったとき『いつまでも落ち込んでいられない。(ほかの3匹を)精いっぱい育てていきたい』とおっしゃっていたのが印象的です。現在は動物の殺処分を減らす活動に関心が高いようです」
ただ可愛いだけではなく、強い信念が「大人の女性」の魅力を増大させているのだ。最後に石田純一は世の男性たち共通の本音を、こう代弁する。
「僕は石田さんと婚約しつつも別の女性との愛に走る主人公を演じましたが、正直な話、実生活で選ぶ女性は、絶対に石田さんだったでしょう(笑)」
今後も本誌は石田の伝説を逃げることなく見届けていきたい。
(週刊FLASH 2017年8月15日号)