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岩崎良美「高校野球で『タッチ』が流れるとヒットを打ってほしいと思う」

エンタメ・アイドル 投稿日:2017.08.28 11:00FLASH編集部

岩崎良美「高校野球で『タッチ』が流れるとヒットを打ってほしいと思う」

 

「高校野球を観ていて、『タッチ』が応援歌として流れていると、ヒットを打ってほしいなって思いますね」

 

 野球漫画の金字塔『タッチ』のアニメ主題歌。イントロを聴くだけで、上杉達也、上杉和也、浅倉南の姿が浮かぶ。「めざせ カッちゃん 甲子園!」。

 

「テーマ曲というお話をいただいて、あだち(充)先生の作品を歌えるんだ、という喜びがありました。画がすごくかわいらしくて品があって、世界観も大好きで。コミックを全巻読破しました。

 

 初めて歌詞を読んだとき、出だしの『呼吸を止めて一秒』に感動して。今でもこのフレーズがいちばん好きです。

 

 この曲は最初から最後まで『ダブル』(主メロをユニゾンで歌う手法)で歌っています。あまり抑揚をつけずに、暖かくも寒くもない感じで。淡々と歌う『ダブル』がハマったと思います。

 

 この曲が長く愛される理由? アニメの再放送の影響や甲子園での応援歌、テレビ番組で『南ちゃんを探せ』というコーナーがあったり。日本全国に南ちゃんがいて、毎年『タッチ』を耳にする機会がありますね。

 

 そういういろんな要素が繋がって、今も歌い継がれているのだと思います。岩崎良美を知らなくても、『タッチ』を知っている人は多い。

 

 32年も前の曲なのにまったく色褪せない。完全に独り歩きして、新しいファンを獲得してくれる。立派に育った子供のようで、感謝しています」

 

<岩崎良美『タッチ』>
1985年3月21日発売
作詞:康珍化 作曲:芹澤廣明
●ザ・ベストテン初登場:1985年5月30日
 ※スポットライト出演
●売上枚数:24.7万枚(1985年)

 

カラオケ・ワンポイント・アドバイス!>
 皆さん、サビで頑張ろうとして歌われるんですけど、この曲はAメロが重要。出だしの「呼吸を止めて」の「こ」の音を強くきちんと出すようにしましょう。みんなで楽しく歌うものなので、うまく歌おうとしなくていいです。

 

<岩崎良美>
 1961年東京都生まれ。56歳。1980年、『赤と黒』で歌手デビュー。20thシングル『タッチ』で、日本レコード大賞金賞、日本アニメ大賞主題歌賞を受賞。アコースティックアルバム『My Life』発売中。2017秋にアコースティックアルバム第2弾『Someday』リリース予定。公式ブログ https://ameblo.jp/yoshimiblog/

 

(週刊FLASH 2017年8月22日・29日合併号)

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